何を植えようか 2010年06月26日 | Haiti 都心部から約20キロ離れたCorail(コハイと読む)の仮設住宅建設予定地で、同僚らが測量をして敷地割りをしている(写真)。 『何を植えようか』と相談しているようにも見える。ジャガイモとかが育ちそうだ。
現場の進捗状況 2010年06月26日 | Haiti 事務所内での手続きや仕事が一段落した週末、現場を回る。設計意図がうまく機能している姿を見て、感動を覚える。苦労した甲斐があった。 敷地が狭いので、床面積12m2のデザインが採用された。
フランス語での会議 2010年06月23日 | Haiti Port au Princeに隣したCarrefour地区でのShelter調整会議に参加。政府や役所の人が入ると会議は、当然のごとくフランス語で行われる。そして当然のごとく何が議論されているかわからない。現地スタッフに付き添ってもらって、会議の進行状況を耳元で通訳してもらう(写真)。 各援助機関が、仮設住宅地の割り当てを期待しているのだが、ゴリ押ししすぎると同席の区長や他の機関に嫌がられるし、待っていては何も得られない。また、前のめりすぎて確認しないまま誤った情報を元に、地震被災者ではない家族に仮設住宅を建ててしまっては後で大問題となる。全体を通して、お互いに腹の探り合いといった感じの会議だった。 午後2時から始まって、4時前に終わった。スリランカだとどんな会議でも3時に紅茶とお菓子がでてくるので、ついつい今日も期待してしまうが何も出てこない。そして、ここはハイチだったと再確認する。
新しい職場 2010年06月22日 | Haiti 毎朝行う会議に参加する前に、その様子を撮ってみる。 英語がわかるスタッフは数えるほどで、あとは身振り手振り絵振り。どうやってこのチームを率いていこうか。
SEATTLE PUBLIC LIBRARY 2010年06月20日 | United States 乗換えで立ち寄ったシアトルで時間があったので、ダウンタウンにあるシアトル中央図書館(写真)を観に行った。 圧巻。 シアトルの街がサンフランシスコのように坂になっていることも、隣接する敷地のビル群が伝統的ななかでこの図書館が異彩をはなっていることも、現地を訪れて始めて知る。 レム・コールハウスの設計で2004年竣工。ARUPも参加していて先日のCecil Balmond氏の講演会でも取り上げられていた作品。構造はもちろんのこと、内部のプランも図書館のどのように使うかというあたりを大胆に設計で提案しているところが、すごいと思った。
北部出張 2010年06月07日 | Weblog この期に及んで、Vavuniya出張。Colomboから車を走らせて、約6時間で到着。今回は、昨年10月からのおよそ8ヶ月ぶりの訪問。町中に兵士を見ることもなく、すっかり平和になっている(ように見える)ことに、純粋に嬉しく思う。 Vavuniyaといえば、初めて椰子の葉で屋根を覆ったこと、農業用井戸をつくったこと、太陽光発電パネル設置事業もあった。今となってはどれも懐かしい思い出だが、それぞれ苦労した分、大きなものを得られた。
日本茶 2010年06月05日 | Weblog これで十何回目かの送別会に、身近な職場の人々を誘って日本食のお店へ。 締めでサービスに出てきたお茶に、緑茶とほうじ茶が出てきた(写真)。「これとあれは違う種類のお茶か」とイタリア人同僚が尋ねると、「いえ、全部一緒です」と言い切る店員。「そんなはずはないやろ」と自分が突っ込んでも、態度を変えないその店員。思い込みというか、そこまで自信をもてる秘訣は何か聞いてみたい。普通やったら「ちょっとキッチンで聞いてきます」ぐらい言うだろうに。 そういえば現場で、セメントや木材の種類で何度となく言い争いをしたことを思い出す。知らなかったら「わかりません」と一言言えばいいのに、意地をはるからややこしくなる。 スリランカの職場で当初苦労したことを、送別会で思い出した。
異動手続き 2010年06月04日 | Weblog 異動にあたって行われる契約変更、ビザ申請、Security Clearance、Medical Clearance、航空券発注、引越荷物、各々の担当が皆違う(国外の事務所に散らばっている)ので、なかなか面倒。それぞれメールで詳細を尋ねて、書類を申請して、と手続きを踏む。 3ヶ月前のハイチ出張時に許可をもらったMedical Clearanceが当然有効だと思っていたら、今日になって「デング熱にかかったあなたは再検査してください」との指示。とりあえず、コロンボの某病院で身体検査。 ツベルクリン反応も受けて、ドクターから3日後に摂取した場所がわかるように、ボールペンで○をつけられた(写真)。これは、罰ゲームか何か悪戯書き? 「体を洗う時には、この印が取れないように気をつけてください」と真顔でドクターが話しているので、笑いが抑えられずニタニタしていると、「ちゃんと聞いていますか」とそのドクター。まだまだスリランカには知らないことがたくさんある。