in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

2年ぶり

2012年09月21日 | Haiti
2010年7月にハイチに出張で来ていたモロッコ人Sと2年ぶりに会う。今回は短期出張で来ていたので、忙しい合間をぬって夕食を共にする。

当時は、所属機関は違うけれど、通勤UNバスが一緒だったので、何回顔をあわせるたびに知り合いになった。仕事上の付き合いがないので、何でも話やすい。

2年ぶりのハイチの感想を聞いてみると、
1.ハイチ人スタッフの士気があがった。(2年前は仕事どころではない雰囲気が漂っていたらしい)。
2.街の復興が全く進んでいないのが、とても残念。
3.自分(gitan)のフランス語が全く上達していないのが、さらに残念。

と、オチまで頂いた。明日からNY本部で勤務した後、モロッコの事務所に戻るらしい。いい刺激をもらった。

マイナスの伝染

2012年09月20日 | Haiti
予算が残り厳しくなり、ますますスタッフの雇用契約を延長できなくなった。毎月スタッフの数がどんどん減っていくのだけど、仕事の量はそんなに減らないので、残ったスタッフの負担が増す。契約更新されなかったスタッフは収入がなくなるので、契約延長されたスタッフは仕事があるだけでも有難いはずなんやけど、仕事量が増すことは素直に喜べない、その気持ちも十分分かる。

結果として、事務所内も変にピリピリしだす。自分も我慢できなくなって、ちょっとしたきっかけで怒るのだが、後で怒られたスタッフが他のジュニア・スタッフに怒っているのを見て、あー、ちょっと雰囲気を変えていかなあかんなと一瞬思う。しかし、現地通貨グードと米ドルを何度も間違えたまま見積を持ってくる奴には(値段に42倍の違いが出る)、鉄拳を食らわせたろかとも思ってしまう。

こうした状況は悪循環に陥った零細企業のようで、どうにか大口顧客がつかないものか日々考えあぐねている。

駐リビア米国大使殺害

2012年09月15日 | Haiti
先日リビアで米国大使が殺害されたのは、とてもショックだった。限られた情報だけでは判断できないが、普段見ているSecurityがかなりしっかりした米国関係者の、それも大使が殺されるとは、相当周到な準備をして狙っていたのだと思う。

さしみ

2012年09月06日 | Haiti
Port au Princeのお寿司屋さんでの会食。要人が来られたので、お店の気合の入り方にびっくり(写真)。普段もこれくらいやってほしいが、その努力がわかる客はほとんど居ないから、仕方ないか。思わず皆で写真を撮った。