in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

開けてびっくり in Ampara

2005年07月09日 | Weblog
午前中は、Cement Boardの到着待ちで、待っている間に建築家M先生の部下であるインド人のM氏と話をする。M先生はインド建築界の大御所らしく、M氏がM先生を崇拝しているようすがよくわかった。言葉遣いや振る舞いはとても丁寧なものの、意見を譲らないところが会話の節々に垣間見え、これから先の共同作業が思いやられそう。M氏は、災害復興時の建築的対応について、論文を書いているらしく、今回の仕事もケーススタディとして取り込むらしい。

午後になって、Cement Boardが入ったコンテナ5個分がようやく届き、倉庫に搬入する(写真)。ところがサンプルと違って、軟らかい。錐などを使わずに、直接の釘うちも可能で、施工性は高いが、外壁に適しているか疑問が残る。板というよりも厚紙に近く、特に雨天時の不安が残る。類推しても仕方がないので、明朝より作業に入ることにする。

夜は、ちょっと無理を言って、Arugam Bayの宿に泊まる。波の音を聞きながらの夕食に、Colombo事務所でのストレスが消えていくのを感じる。