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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

西アフリカ巡業

2015年08月30日 | Mauritania
西アフリカのモーリタニアにやってきた。空港から宿までの道、太陽光発電の街灯が並ぶ。

首都はヌアクショット(Nouakchott)というのだけれど、ニアメの空港で『ヌアコット(Nuwakot)に行きます』と言ってしまい、『え、どこ?』と聞き返されて、ネパールの被災した郡名を口にしたことに気づく。10日前まではインド洋を眺め、今日は大西洋側に到着。

偶然

2015年08月25日 | Morocco
出張でニジェールに向かう途中、カサブランカの空港で乗り換え。長いすが多く並んでいるところで、座って一息つくと横の人に声をかけられた。振り向くと昔の同僚のペルー人Aだった。

彼が2年半前にハイチから南スーダンに異動になってから、音沙汰がなかったのだけれど、偶然の再会。彼は夏休み明けでこれから現在の赴任地マリに向かうところ。お互いの近況、共通の知り合いのその後、そして昔話に花が咲いた。

ブルンジ難民

2015年08月14日 | Tanzania
                       (photographed by Joan Roisse)

ルワンダの南側に位置するブルンジでは、大統領が違憲とされる3期目に立候補した選挙に絡んで、今年4月末から治安が悪くなり、この7月末でおよそ17万人が身の危険を感じて隣国へ避難している。タンザニアでも8万人を超えるブルンジ難民が生じており、彼らの難民キャンプへの移動を中心にうちの組織が国連の支援を得て手伝っている。

写真は4日前のオペレーションのときに写真家Joan Roisse氏によって撮影されたもの。私がここで文章を書くよりも、訴えかけるものが遥かにある。

キゴマ

2015年08月14日 | Tanzania
ジュネーブからアムステルダム経由で赤道上空を通過し、タンザニアのダルサラームに着いて4時間ほど仮眠してから国内線に乗って1千キロ離れた西部のキゴマに着いた。飛行機を降りるとちょうど朝日が見えた(写真)。毎度のことながら空港で待ってくれている会社のスタッフを見つけるとほっとする。その後の移動や事務関係は任せて、任務に集中できる。

インターネットや情報の普及で、世界のどの場所も近くなったように感じるけれど、それは一種の錯覚であり、現場に行ってみないとわからないことが多い。2週間ほど前に急に命ぜられ、下調べを十分にできずにやってきてしまったけど、遠かった。。。2009年のエルドレット(ケニア)、2012年のゴマ(DRコンゴ)の出張に続いて、3回目のアフリカ。