勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

星供の設え

2021-02-02 21:55:33 | Weblog

毎年、「節分」に行う勝福寺の星供(厄除祈願祭)は2月3日だが、令和3年の「節分」は「二十四節気」のズレを修正するため124年ぶりに2月2日になっているとのこと。従って、星供も本日執行することとなった。例年ならば檀信徒の方々に参拝頂いているのだけれど、今回は新型コロナウィルス感染予防のため、Gikooh1人でのお勤めとなった。

高野山出版社発行の『節分と星供』を参照すれば、星供は人間の運命吉凶を司る北斗七星、九曜星、二十八宿を供養して息災・増益・延命の法を修することをいう。息災は災難を逃れて安全に日暮しをすること、増益とは福徳を増して生活を豊かにすること、延命とは健康で長生きすることであるから、これは誰も彼も望んでやまない幸福そのものである、と。

写真は一夜限りの設え。

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