勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

勝福寺の修正会

2013-01-03 22:49:02 | Weblog
昨日、九星、十干、十二支のことを書いたが、水も火もそれぞれ相反する性質があるけれども、水は火によって温められるし、火は水によって勢いを抑えることが出来る。とにかく色々な視野から物事を考察すれば、相反するものはお互いの特徴を伸ばすことにも繋がるので、Gikoohは平成25年に中宮する五黄土星と天地の気が上手く融合出来るように祈りたいと思っている。

さて、今日は修正会(しゅしょうえ)といって国家の安寧を祈る法要を行った。勝福寺での修正会は、今年から行うことを昨年末に思い立ったばかりなのでお知らせも出来なかったが、国の護持と発展を懇ろに祈念した。

Gikoohは今年、満年齢の40歳を迎える。小学生時代にかかりつけ医の先生から「人間、40歳までは自我を出さずに先人に学べ」と言われたことが脳裏に焼きつき、その教訓の実践に努めてきた。若い頃はどうしても未熟な故に、世に起つことは控えねばと心得ている。気学的に人生を概観するが、目の前に大きな1つの「山」があると仮定する。生まれた時は山麓、成長するに従って頂に近づき、42歳頃に頂に到る。この時初めて世の全体が見渡せるわけで、その先は下り始めねばならない。本当の登山でもそうだが、上りはきついけれど、下りは早い。人生は一度きりだから、自分の生きる意味をよくよく考えて時間を無駄にしてはならない。頂付近にいる人達は先人の生き方に学びつつ後継者の育成もそろそろ考えるべきで、この時期を誤れば自分の思うようにはならないかも知れない。

Gikoohの考え方には少し問題があるかも知れないが、漠然と時間に流されてはならないと思っている。

今年からは世の為に役立てることならば、活動の域を少しだけ広げてみようとも思っている。
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