勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

5月に

2011-05-01 22:22:32 | Weblog
5月に入った。皆様、大型連休はいかがお過ごしだろうか。勝福寺では法事も少なく、檀務のない時には家族で共に過ごす時間を大切にしたり、溜まった寺務仕事等をしている。それから、ホームぺージの方で寶燈展の写真をようやくupすることが出来たので是非ご覧を。

震災の発生以来、Gikoohは檀務等の行うべきことを行いながらも心のどこかで常に気に掛っている。被災地の復興、原発の収束、突如として犠牲になられた多くの生命の鎮魂を祈る修法は100座を数えた。余程の法力を持した高僧でもない限り、1度や2度の修法では念は通じないないだろうから、とにかく持続することが必要だと今は思う。避難生活を余儀なくされている方々の気持ちが少しでも前向きになられるように願っている。Gikoohは引き続き可能な範囲で、被災者には観音菩薩の慈悲を、専門家には虚空蔵菩薩の智慧が授かることを、犠牲者には地蔵菩薩の魂の浄化を念じ拝みたいと思っている。

気学の師匠から教わった言葉だが「窮すれば通ず 通ずれば変ず」、まさにその通りだと思う。
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