勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

彼岸の中日に想う

2009-09-23 21:45:27 | Weblog
9月23日。秋分の日(昼夜均等)。そして彼岸の中日。連休最後の今日、皆様はいかがお過ごしだろうか。

今日は、手作りのつぶあんのお萩(春の彼岸はこしあんのぼた餅)を持って勝福寺境内のお地蔵様達や歴代住職の石塔、両家の墓地等へお参りに行った。如何に多用であっても、供養は怠らないようにしている。Gikoohの行為は幼少時代に回帰し、今、Gikoohの子供は親の仕草を肌で感じている。やがて世代交代した時に彼らは子供の頃の出来事を旨に、また子孫に伝えてゆくだろう。

点の連続は1本の線…。これはかつて教職時代にお世話になった学園の理事長がよく話されていたように記憶しているが、将来、老後、或いは死後のあり方は、今、この瞬間の積み重ねが大切なわけで、その場面に遭遇した時に憂いてもどうにもならない。たまたまGikoohは今の時代にバトンを受けて走っているが、一生は短い。やがて次の世代にバトンを渡す時にちゃんと引き継いでおきたいから、多少時代にそぐわないようなことがあっても精進してゆこうと思っている。
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