勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

Gikooh、東京国立博物館で開催中の特別展に感動 !

2018-03-07 15:37:27 | Weblog
勝福寺では今春、第9回寳燈展の開催を予定している。今回は仏画と御室流の生け花をご覧頂く予定で、Gikoohは準備を少しずつ進めている。一昨日、業者さんに原稿をすべて入稿、現在は校正中なので、今月中旬から下旬にはチラシが完成すると思う。

さて、突然ではあるが、Gikoohは日帰りで東京の国立博物館で3月11日まで開催中の「特別展 仁和寺と御室派のみほとけ」展を観覧して来た。檀務や来客が多く、トーハクはさすがに久代からは遠方だし、でも今回はどうしても気になる尊像があり、一期一会の縁を大切にしたいと出掛けて来た。そして、岡山空港から7時10分に搭乗して朝イチでフライト。トーハクには9時半過ぎに到着。何ともまるで、ドラえもんになった気分揚々で館内へ。

来館者は既に20万人を越えたと聞いていて混雑を心得ていたので、ガイドのヘッドホンの身を委ねて3時間じっくり味わった。「百聞は一見にしかず」。Gikoohはあれもこれも感銘し、トーハクを訪ねて本当に良かったと思う。

ガイドを聞きながら、そして多くの人を惹き付ける仏教美術の魅力や、祈りの深さを考えさせられた。

話題を変える。今年、平成30年は戊戌歳。弘仁9年に日本が大干魃に見舞われた戊戌の歳。時の帝、嵯峨天皇は空海(お大師様)の助言をお受けになられて写経をなされた。その後、干魃は鎮まり、般若心経の神秘が流布するのだが、嵯峨天皇のお書きになられた般若心経が戊戌の今年、京都において公開予定だ。

勝福寺の寳燈展でも仏画を30点ほど公開するが、トーハクの特別展、弘仁9年の戊戌と、平成30年の戊戌という歳。弘仁から数えると、今年は20回目の戊戌なる。今年は何かしら仏様の気配を強く感じ、もしかすれば何か起こる予兆なのかも知れないが、畏敬の念が深まる1年になりそうだ。戊とか戌が?のお方は、十干、十二支のお調べを。

今日は文章がまとまらないが、間もなく帰岡するので、この辺で。



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