勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

明けましておめでとうございます

2023-01-01 22:52:51 | Weblog

1月1日の夜7時からNHKのEテレでLIVE中継されていた「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」のNew Yearコンサート2023を始めから終わりまで鑑賞した。何と90か国以上の国々で放送されているのだとか。テレビ越しとはいえ、とても贅沢な時間だった。音楽好きなGikoohの生涯の夢の一つだけど、いつの日か現地で生で聴いてみたい。

令和5年「癸卯年」(みずのと.う)がスタートした。皆さまはお正月を健やかにお迎えだろうか。勝福寺のある総社市周辺は天候に恵まれ、清々しい新年を迎えている。朝、勝福寺では一年の無事を祈る「修正会」を勤修して、御本尊さまに早く戦争が終わって、新型コロナも収束して、世が穏やかになって、世界中の人々が仲良く暮らせることを念じた。

さて、干支について、今年の十干は「癸」で一番最後の第十位。揆=測るという意がある。陰は陽をはらんで、規則正しく物事を発芽させる力をもつ。十二支は第四位の「卯」。卯は冒(かぶる)の意味があり、良くないことも含めて万物が冬の門からとび出すという意味もある。空も大地もエネルギーが旺盛で、何事も用心するにこしたことはないけれど、九星は「四緑木星」の中宮年なので、昨年よりは穏やかな年になるのではなかろうか。ただし、吉凶はそれまでに取り組んできた行動内容が引き継がれて、結果として出てくることは申し添えておきたい。

干支や九星の象意を参考にして実生活に生かせば、自分の向かうべき方向が示されていることが多々あるので、Gikoohは知っておいても良いのではと思う。

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