勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

「千利休御誕生500年記念茶会」と「弘法大師御誕生1250年記念法会」

2022-09-03 18:52:47 | Weblog

9月に入り、日中の残暑はまだしばらく続くのかも知れないけれど、朝晩は随分と過ごしやすくなってきた。それにしても、ここ最近の雷雨は凄まじい。台風か秋雨前線の影響か、総社は夕方に短時間ではあったけれど大雨となり、普段の大雨では濡れることのない渡り廊下がビショビショになって水たまりが出来る状況に、改めて環境の変化を感じた。

さて、週末は皆さまいかがお過ごしだろうか?Gikooh家はお陰さまで元気にしており、子供達も新学期を無事に迎えられて有難いことだと思う。Gikooh自身は、先週ようやく畑の草を片付けることが出来たので、来週辺りから、草刈りも再開したいと意気込んでいる。

ところで、勝福寺では本年、令和4年11月3日(木)の文化の日に「千利休御誕生500年記念茶会」を、来年令和5年6月12日(月)~18(日)の1週間は「弘法大師御誕生1250年記念法会」を開催させて頂く予定にしている。

既にWEB勝福寺にはご案内をup中なので、是非チェック頂ければ有難い。両行事とも、内容は濃いけれど、小さな山寺でタペストリーや幟を制作するほどではないかも知れない。けれども、見る人の気分が1mmでもupすれば嬉しいカナ。タペストリーの利休さまは『正木美術館』ご所蔵の千利休像(長谷川等伯画)を参考にして、制作させて頂いた。

お茶会は、勝福寺が表千家の茶道界に縁を頂いていることもあり、心ばかりのお茶席を設けて利休さまの御生誕500年をお祝いしたいと思う。今回のシチュエーションは、天候にもよるけれど勝福寺初の試みとなる野点で行う予定にさせて頂いている。

そして御菓子は、常には和菓子を用いるところを、利休さまのバースデーということもあり今回は洋菓子にておもてなしさせて頂こうと考えた。Gikoohは、県内部にお気に入りのショップが何店舗かあるけれど、今回は総社市で人気店の「シエルブルー」さんにご依頼させて頂いた。お抹茶と洋菓子、この組み合わせもなかなか乙ですぞ♪

その他に、これも計画中だけど、境内でうどんのお接待(販売になるかも?)をさせて頂く予定だ。

もう一つ、来年令和5年6月に予定している「弘法大師御誕生1250年記念法会」のことは後日記事を改めたい。

弘法大師さまも利休さまも「心の通い合い」を特に重んじられてきた。人と人との関係、地域との関係、更に広げて国と国との関係が希薄になる中、寺という存在(他にもいっぱある)や仏法が平和の象徴となることを願って、Gikoohはこれらの行事を提唱したい。

但し、新型コロナの感染状況や、天候のこと、その他諸般の事情で予定が変更または中止になる場合もあるかも知れないけれど、是非、寺へのお運びをお勧めしたい。

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