勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

フィスラーの圧力鍋

2018-12-26 21:23:11 | Weblog
Gikoohが心から慕い、尊敬するお一人に、智辯学園の元理事長で故・藤田照清先生が挙げられる。先生はよく「点の連続は1本の線」とおっしゃられていたが、誠に今の現状は、自身の過去の経験の結果であり、今していることは未来の自分へ繋がるので、いかに今、この瞬間が大切かを物語るものであろう。

人間だから、誰しも山あり谷ありの人生にはなるけれど、生活はちょっとした意識の持ち様で随分変わり得るものだから、心はなるべく明るく持つことを心掛けたい。

さて、Gikoohは多用な日々になっており、正月準備を着々と進めている。そんな中でこんな小噺を。この写真は、Gikoohが大学1回生の頃、料理好きだった先輩の影響を受けて、アルバイトをして求めたフィスラーの圧力鍋だ。以来、欠かせない道具となり25年以上愛用していたのだが、最近徐々に圧力機能の調子が悪くなっていたので修理を依頼していた。ある程度しっかりした物であれば、長年経過してもメンテナンスが可能なことが殆どで、これもそう。そして一昨日の24日、2週間ぶりに戻ってきたので、早速♪で大豆を焚いた。

Gikooh familyでは、ヨーグルトは勿論、甘酒も納豆も基本は自家製なので、例えば圧力鍋が不調だと納豆の出来も大きく左右するため、手入れは欠かせない。

現在は、多くの道具が使い捨ての風潮がなきにしもあらずだが、1つの道具を大切に使い込んでいくと、生命や物への感謝心が日常的に湧いてくるので物は大切にせねばならない。
コメント
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