勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

平成26年度の勝福寺仏教講話は「お大師様のご生涯」に決定

2014-03-09 22:21:15 | Weblog
午前中は法事で、午後からは如常の1日。

今年は弘法大師が四国88カ所霊場を開創されて1200年、関係の諸寺院では様々な記念事業が計画されているようだ。当時のお大師様は42歳で、何とGikoohも今年42歳なのだが、同じ年齢を迎えてみるとお大師様の底知れぬ力に圧倒され、愚弟のGikoohはただただ軌跡に平伏すほど畏敬の念を抱いている。因みに高野山の開創は翌年43歳。従って、来年平成27年は高野山開創1200年の記念大事業が計画されおり、勝福寺でも既に団参へ向けて「の」の字のうったてをしている。

そのようなことから、最近の法事ではお大師様のお話をする機会が多く、参列の皆様にお大師様の著作に触れて頂くことに努めようと思っている。お大師様のご文章はこれも桁違いに深遠で、今の世だからこそ知って欲しいと願う。烏滸がましいが縁あらば総理大臣にさえ、本当に我が国を護る信念があるならばお大師様の思想を知っておかれる必要があると思う。

話は変わって、平成26年度の勝福寺仏教講話は「お大師様のご生涯」について1年間、皆様と共に遺跡を辿りたいと思っている。既に10名様ほどのお申し込みを頂いており、2週間後に総社市圏域のチラシでも告知をさせて頂く予定だ。仏教講話は毎年内容を変えながら14周年を迎えるが、参加者様のお蔭で小規模ながら途絶えず続けらているので有難い。

今週からのGikoohは檀務で多用になるが、合い間には大好きな煎茶を伴侶にしながら、「忙しい」という死語を発しないように清々しく時を過ごそうと思う。
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