勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

自然美の 極みや極み 柿の色

2013-10-30 21:32:21 | Weblog
如常の1日。庭木の剪定は本日すべての作業を終えた。途中、応援の庭師さんが入られた日もあるが、平素は1人だから10日間を要した。丁寧な仕事なので有難い。紅葉は色づいてきたし、清々しい空気に触れていると、茶を点てたくなった。近く、境内で野点をしようと思う。抹茶にしても煎茶にしても、お茶というのは身心が清まるような気がする。

さて、今日は高野山の友人から「和歌山の種なし柿」を一箱も恵贈頂いた。もう何年も何年も今の時期になると届けられ、凄く有難い。同柿は全国的に有名で、かつて、初めて食べた家内はあまりのスイーツさに驚いていた。

早速、御本尊様や堂内の仏様、檀家の精霊様、更には庫裡の持仏までにお供えし、その後戴いた。今年も変わらぬ上品な甘さに、秋の深まりを実感した。
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