勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

手作りのお寿司

2012-09-08 22:21:16 | Weblog
今日は夜に仏教講和があった他は如常の1日。

夕方、平素より何かとお世話になっているご近所さんからお寿司を頂いた。Gikoohが久代へ来た平成11年は、多く「法事」というと当家で手作りされたお寿司が振る舞われ、各家庭ごとに異なる味付けがとても楽しみだった。お寿司を作るとなると、当家と有縁の婦人方が集まって調理し、その手間暇が言葉にならない人情味を醸し出していたので、法事を営むことは色々な意味で深いなと感じていた。近年は時代の流れと共に、婦人が集まって法事の裏方を仕切るという形式から個人主義へと移り、田舎であっても随分と様子は変化し、お寿司も仕出し屋が主流になっている。近年は他人に迷惑を掛けたくないとか、他人の手を取りたくないとよく聞くけれど、Gikoohは冠婚葬祭の時くらいは大いに近所の人が手を借りて一致団結すれば良いのではと思う。

今日頂いた手作りのお寿司は本当に久々で、有難く頂戴した。
コメント
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