遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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元気出せD

2017-05-12 10:05:42 | 行ってきました

暮れなずむナゴヤドーム

観客席は空席が目立つ

グラウンドでは必死の攻防

ひょんなことからプロ野球の観戦ができた。家人から夕方連絡があり、今から見にゆくかとのこと。
急遽チケットを譲り受け、大慌てでナゴヤドームに向かったのが5時過ぎ。3年ぶりに球場に着いた。地下鉄にはレプリカユニフォームを着た子供連れもいて、野球観戦の気分が盛り上がる。

夕暮れに浮かぶナゴヤドームは灯の光が窓に輝きUFOのようだ。最下位に沈むドラゴンズを反映してか,DENA戦のせいか、観客は6割程度。ゲームは既に3回まで進んでいた。

やはり生のスポーツ観戦は心躍るものがある。ミットの鳴る音、打球音、応援の声、鳴り物、人工芝のきれいなピッチ、ビール片手にゆったり試合を俯瞰させてもらった。

試合は若手投手の投げ合い、四球連続ででチャンスを広げたDENAが3-1で勝利。筒香のライナーの一発もあり、緊張感のある試合だった。ただ応援を含め、球場の雰囲気がおとなしめである。追撃のチャンスは作るのに、あと一本がでない。

後続の投手が辛うじて無得点に抑えているが、なんとなく危なっかしい。これでは最下位も納得してしまう。知らず知らずアルコールのピッチが上がってしまったが、グランドにもうちょっと溌剌とした選手が出てくれることを期待したい。

しかし、久しぶりの実戦観戦は楽しかった。

我が家の桜

2017-05-11 05:56:22 | 雑感


ゴールデンウイークも終わった頃、我が家に一本だけある桜が満開となった。6,7年前であろうか、管理事務所前でやっていた植木市の業者にデッキの前の桂の植栽を頼み、ついでに2本桜を追加してもらった。

そのうちの一本は3年前の雪の多かった年に、鹿に木の下部の樹皮を食い尽くされ、あえなく枯れてしまった。残った1本に慌てて下部に金網を巻きつけて保護し、辛うじて生き長らえたのがこの桜だ。山桜だろうが、満開の前に葉が出て来る。

前に生えている落葉松はもう若芽を出し始め、後ろの桂も芽吹き始めた。前後左右、木に取り囲まれ、さぞ窮屈な思いをしているだろうが今年も花を見せてくれた。周りの木の間引きと、肥料などをやって少し手を入れてやろうか。

八ヶ岳と甲斐駒

2017-05-10 05:31:55 | 雑感

主峰赤岳の前に立ちはだかる阿弥陀岳

田植えの準備も整った里の田んぼと八ヶ岳

連休の喧騒も過ぎ去り、田舎の静けさが戻ってきた。晩春あるいは初夏の日差しに山々はおぼろに霞み、一年のうちでもっとも爽やかな季節だ。ここらあたりでは八ヶ岳連峰と南アルプスが向かい合い、まだ山肌には残雪を纏って峨々たる山容を見せている。

ほんの5年前くらいまでは、これらを見ると何やら挑戦意欲を掻き立てられ、「よし何時かは登ってやるぞ」という目で見ていた。この頃は純粋に「きれいな山並だ」と何やら距離感を感じてしまう。ちょっぴり寂しい思いだ。

しかし、そんな思いを他所に山は悠然と聳えている。自然の大きな存在を感じる。



土手のたんぽぽと甲斐駒ケ岳
甲斐駒の堂々たる山容



蜂の季節

2017-05-09 06:35:02 | 雑感

さあ、戦闘開始だ

準備完了

設置も完了

ゴールデンウイークも終り初夏の爽やかな季節となってきた。だが同時に蜂の襲来する季節でもある。本格的には7月くらいだが、5月にトラップ(まさにハニートラップだ)を仕掛けておくと、女王蜂が獲れて、近隣に巣を作らなくなるらしい。

実績のあるハチ取り器を家の周りに設置する。今年も2回設置する予定だ。ぐるっと5箇所に吊り下げる。地上から1.5mから3mくらいの木陰が、蜂の誘導に最適らしい。この蜂獲り器は組み立ても簡単でよく獲れる。

この作業は連休の定例行事になってきたが、何時もは長男か次男が遊びに来たついでに一緒に作業するのだが今年は一人だ。

明日からどれだけ穫れるか、ちょっとした楽しみである。

可憐な花

2017-05-08 06:22:12 | 雑感


気候はいよいよ初夏を迎え気持ちのよい季節になってきた。猫の額ほどの我が家の花壇にも季節が巡り、水仙の花芽が付いてきた。

ふと傍らを見ると、紫の名も知らぬ小さな花が咲いていた。いかにも春らしい。爽やかな空気にふさわしい彩りである。

  紫の小さな花に励まされ

ホームズ作者のSF

2017-05-07 00:21:17 | 


コナン・ドイル「失われた世界」創元SF文庫 龍口直太朗訳1970年刊

シャーロック・ホームズシリーズで名高いドイルの作品。畏友が貸してくれた本はまだ沢山あると言うのになんでこんなものを読むかというと、今度企画している南米旅行のコースにギアナ高地が入っている。

この物語がなんとか参考にならないかと思い、そこを舞台にしたSFなので取り寄せて読んでみた。結論を言うと、旅にはあんまり役に立ったり、興味を増すようには思えないが、流石に古典的なSFだけあり、(当たり前だが)語り口は面白い。登場人物の設定やキャラクター描写、レトリックも上手くできている。

いかにも外国の小説らしく、楽しく別世界で遊ばせて貰った。

立夏の桜

2017-05-06 08:36:36 | 行ってきました

駐車場も桜の下だ

満開まであと一息

本堂前

桜まつりの看板

鐘楼脇の大木

三重の塔のミニチュア

5月5日は立夏。日本全国で25度の夏日を記録し、家の前の小池の水辺からは蛙の合唱が聞こえてくる。72候の初候は「蛙始めて鳴く」である。いよいよ爽やかな初夏の様相になってきた。

ところが山の気候は面白いもので、蓼科湖の近くの聖光寺ではこの連休に桜まつりが行われる。ここは標高が1400mを超えているので、今年に限らず毎年GWに満開を迎える。

現場に見に行ってみると、今年は例年よりむしろ遅めで、まだ5~7分咲きである。桜の木々の下では花見の宴(というより屋外の食事会)が行われているが、前にも書いたようにこの地方の花見は江戸の花見と違い、乱痴気騒ぎとは程遠く、静かで行儀の良い宴である。

日差しはもうきつくなり、アイスクリームが美味しい気温であるが、まだ満開前のせいかこの境内の桜は何故か寂しいような風情だ。この気温では連休最終日には満開を迎えることと思われるが、この桜はぼってりとした花房を着けず、軽やかで涼し気な枝ぶりである。

おそらくこれが今年最後の花見であろう。 




大地の貌(かお)写真展

2017-05-01 10:10:44 | 行ってきました

豊科近代美術館

入口の看板

2階廊下の表示

ゴルデンウィーク開始。と言っても私にとっては世間の情勢だけで、自身は毎日が日曜日という有様なのですが、それでも気候もあって気分はなんとなく浮き立つ。
家人の友達のご主人が山岳写真家の岩橋崇志氏で、名古屋で展覧会を催したときや、松本美術館での展覧会など、これまで3,4回は見に行って言葉も交わしたことがある。ゴールデンウィークに、安曇野市で彼の展覧会があると言うことで、見に行った。

松本市内は流石に渋滞が始まっており、少し時間がかかっtが、安曇野市内はそんなでもなく、市役所に隣接して建つ豊科近代美術館に到着。こじんまりした建物で余分な装飾もなく感じの良い建物だ。脇の花壇に花が咲き乱れ、遠くの北アルプスが朧に霞む。

展示は、北アルプス、高山の花、モノクロ、アメリカ、と4部門に分かれていた。北アルプスがメインだが、大きな作品が多く、2m×3mの黒部渓谷の作品の前に立つとまるで現場にいるように錯覚してしまう。父上の文化勲章受賞画家英遠氏の血を受け継いでいるのか、画面から凛とした空気が伝わってくる。プロフェッショナルである。

当然場内は撮影禁止で、映像をお伝えできないのが残念であるが、体力や技術の衰えた我が身にとっては十分臨場感を味わって、小一時間の鑑賞を終えた。ついでに一階に常設展示してある高田博厚の彫刻や、宮芳平の絵画も鑑賞した。高田博厚は、ロマン・ロランやガンジー、高村光太郎や梅原龍三郎、森鴎外などと交流があったのか、彼らの胸像を残している。

初夏の爽やかな一日、芸術に親しんだひと時であった。


庭の花壇と朧に霞む北ア

中庭の展示彫刻(撮影可)