コナン・ドイル「失われた世界」創元SF文庫 龍口直太朗訳1970年刊
シャーロック・ホームズシリーズで名高いドイルの作品。畏友が貸してくれた本はまだ沢山あると言うのになんでこんなものを読むかというと、今度企画している南米旅行のコースにギアナ高地が入っている。
この物語がなんとか参考にならないかと思い、そこを舞台にしたSFなので取り寄せて読んでみた。結論を言うと、旅にはあんまり役に立ったり、興味を増すようには思えないが、流石に古典的なSFだけあり、(当たり前だが)語り口は面白い。登場人物の設定やキャラクター描写、レトリックも上手くできている。
いかにも外国の小説らしく、楽しく別世界で遊ばせて貰った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます