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インド紀行(14)ーシティパレス

2018-01-10 17:11:37 | 行ってきました

パレスの外観

ムバラク・マハルの衛兵

ムバラク・マハル

王族の館(月の宮殿)

ディワニ・カース(貴賓謁見の間)

ムバラク・マハルと月の宮殿の間の門

天文台見学のの後は同じく市街の中心部にあるシティー・パレスを観光。アンベール城が強固な山岳城砦だったのに比べ、街中の繊細なパレスである。

シティ・パレスはカチワーハー家の当主サワーイー・ジャイ・シング2世によってジャイプルの市街地とともに建設され、1727年にアンベール城から遷都した。それ以来200年以上の間 ジャイプル藩王の住居として、またジャイプル王国の政治の中心として機能した。1947年のインド独立の2年後の1949年にジャイプル藩王はインドへの編入を受け入れ、その領地は隣接する地域とともにラージャスターン州の一部となった。現在かつての王宮は旧藩主の住居と個人所有の博物館と観光地になっている。

ムバラク・マハルは19世紀末にイギリスの建築家の設計によって建てられた迎賓館であるが、現在は代々の王族が使用した豪華な衣装をはじめとする布地・衣装博物館となっている。また武器の一部、刀剣鉄砲なども2階に展示してある。

またティワニ・カースは現在結婚式場として活用されているらしく、ケータリングの業者が準備をしていた。王族といえども結構商魂は逞しい。流石インドである。

ジャイプールの街は相変わらずすざましい雑踏で、馬車、駱駝、象も行き交い、路地という路地は人で溢れ、道端での露店や店先営業が盛んである。しぶといバイタリティを感じた。


ジャイプールの街の雑踏

風の宮殿は街の中心部にある