河和港から高速フェリーに乗って日間賀島へ
本日は風もなく波静か
日間賀島西港へ到着
迎えの車で日間賀島観光ホテルへ
ロビーで一服
毎日の単調な暮らしにアクセントを付けるべく三河湾に浮かぶ日間賀島へと行ってきました。
ふぐといえば下関、タコといえば明石のブランドが幅を利かせていますが、実はふぐ水揚げ量有数の伊勢湾を支えるこの島や篠島、タコはブランドの日間賀アサリを餌としているもので、三河湾全体に美味しい。私はこの島々のふぐ(福)とタコ(多幸)が一番だと密かに思っている。
名鉄河和駅から河和港へ行き、高速フェリーで日間賀まで30分足らず。ウイークデーとありいずれも空席が多かった。人口密度全国一と言われるこの島は流石に賑わい、迎えの車に乗って予約してあるホテルへと到着。
もう20年来となるこのホテルは、ご主人が日本のカリスマ100人に選ばれたという人で、自分の商売だけ良ければと言うのではなく、島全体の活性化を図ることに奔走され、人望も厚い。昼食時間までロビーでゆったりと寛ぎ、コーヒーを頂いたり、お風呂に入ったりしてリラックスした。
お待ちかねの昼食。食堂に用意されていたのは、漁師舟を模したテーブル。確か以前は掘りごたつ式の座敷だったような気がっするが、いまはテーブルである。いきなり出てきた「てっさ」はこれで2人前かと思うほどの量のもの。多からず少なからず。
地元のお姉さんが甲斐甲斐しく給仕してくれる。タコの塩辛、唐揚げ、別注文の茹でたタコの美味しいこと。ふぐちり鍋にデザートまで頂いて、大満足した。窓の外は逆光に輝く三河湾、伊勢湾。先日ブラジルから40年ぶりに半田に帰国した人が娘夫婦とこの島に来た番組をやっていたが、確かに郷愁を誘う何かが此処にはある。ひれ酒にちょっぴりいい気分になってホテルを後にした。ごちそうさまでした。
テーブルは漁師舟を模していた
てっさはこれで一人前
ふぐの唐揚げ
ゆでダコとヒレ酒
ふぐちり鍋
逆光に煌めく海を見ながら
締めのふぐ雑炊
タコのモニュメントに見送られ