百済寺入口
喜見院の庭園入り口
正面の池
天下の遠望
本堂への道
クラス会の二日目は湖東三山の内、百済寺と金剛輪寺を巡る日程であった。好天に恵まれ朝8時45分定刻に出発。40分弱で百済寺に到着。紅葉はまだ少し間がありそうだが、さすがに1400年の歴史を持つ古刹である。庭園も手入れが行き届いており、本堂への石段の坂道も五木寛之の「百寺巡礼」に表しているようになかなかの風情である。
坂を上り詰めたところにある本堂(金堂)はどこか朝鮮の風情を感ぜさせる作りではあるが、このあたりに多かった百済の人を慰霊するという歴史を聞いたからの色眼鏡かもしれない。鐘楼を一つ従えた小さすぎず大きすぎず好ましい佇まいの立ち姿である。
都会の喧騒を逃れ、癒やしを求めるには恰好の名刹と言えよう。
本堂脇鐘楼
百済寺 本堂