遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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実践的な知識

2016-12-20 03:11:41 | 雑感
   当日資料と出席者

3ヶ月に一度ほど開催される元勤務先のOB会。ご多分に漏れず高齢化が進んでいる。メンバーが交代交代でスピーカーを務めその後食事会、2次会という段取りだが、今回のスピーカーは中国勤務の経験者Sさん。

香港勤務の後、中国進出の日本の部品メーカーにスカウトされ、現地調達と品質レベルの維持指導で深釧に赴任したという経歴の持ち主。

中国はマスコミが言うように反日に傾いているわけではなく、政治的に反日政策を取っているだけだ。というのがSさんの見方。現に孫文も魯迅も毛沢東も親日だし、毛語録には和製漢語が要所要所には入っている。現在中国で使われている和製漢語は2%位あり英、独、仏、露語などの翻訳する際、日本の言葉を参考にしたらしい。

漢字が共通語であるといえども、日常の言葉では意味の異なる「同形異義語」というのも多く存在する。汽車=自動車と言うのは聞いたことがあるだろうが、挨拶=拷問、検討=自己批判、有難=難がある、などは思いもよらないだろう。

これらは聞いた話ではなく実際にSさんが体験してきた話で中々迫力があった。この発表のために、10頁以上の資料を用意いただいて臨まれた。見かけの豪放さとは別に、緻密に準備されている彼の姿勢にも感心した次第。

   2次会はカラオケ