遅いことは猫でもやる

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サラゴサの街

2016-12-11 02:25:45 | 行ってきました
   シーザーの壁
   橋の向こうにピラール聖母教会
   ライオンはこの街の守護神
   小さな遊園地が整備されている

サラゴサはバルセロナ-マドリードの中間点にあって、落ち着いた中都市である。川の畔に大きな教会や万博のパビリオンなどが立ち並び川沿いの小公園の近くでは、雨だと言うのにジョギングに精を出す人がいる。バルセロナ万博というのだが本当はサラゴサ万博だったのだろうか。沢山のパビリオンが今も残っている。
世界遺産のムデハル様式の宮殿からそんなに遠くないところに、近代的なデザイン性に飛んだカラフルな建物がるのが面白い。

   万博パビリオンが沢山残っている
   オベリスク
   お城(アルファフェリア宮殿=世界遺産)

少し時間があったのでバス運転手が気を利かせ市内を巡回してくれた。再びピラール広場横に停車しラ・セオんへ入場。途中広場でゴヤの像や市庁舎前の彫像を見る。

   ラ・セオの尖塔
   市庁舎前の彫像(まるで仁王様のようだ)
   ゴヤの像(向こう側)
   ピラール聖母教会
   ラ・セオ(世界遺産)

市庁舎内部では水彩画の展覧会をやっていて絵を展示してある仮壁面の上からバロック様式の天井や、王族の紋章が見え興味深い。



こちらのクリスマスはヨーロッパ一般と少し違っている。サンタ・クロースはst・ニコラウスで、南の国から黒人の従者を伴い船でやって来る。「本年一年良いことをしたか、悪いことをしたか」と尋ね、悪い人は鞭打ち、良い人には年明け1月半ばにプレゼントを授ける。このあたりがなんとなくイスラムの影響を感じさせる。24日にはキリスト誕生の祝に、生誕したと言われる厩を飾り付ける。ツリーはもともとなかったらしい。

  厩の飾り付け

広場の片隅に立つピラール聖母教会は、マリアが教会を立てる柱を持って現れたといういわれから出来た教会で、祭壇向かって左側二柱のレプリカが飾られ、後ろに回るとその柱に接している大理石に触れることができる。願いを持ってさわると叶うと言われ信者が列を作って触っていた。私も子供の健康を祈りつつ触ってきた。

   聖母教会とその屋根部分(アラビア風モザイクとよくマッチしている)

広場の縁では音楽に合わせてダンスを踊るグループがあり、人だかりがあった。ガイドのマリアーノさんとはここでお別れ。スペイン人としてはかなり真面目な方のガイドさんだった。アディオス!