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史跡めぐり散歩

2008-02-18 14:10:44 | 雑感
休日にリハビリを兼ねて、史跡めぐりの散歩に出た。
主として江戸時代の史跡を巡って見た。



1.亀城(きじょう)公園、刈谷城近くの母校の、小学校付近からスタート。
 常夜燈(写真6)。明治時代刈谷町と熊村の境にあった。お堀端の道にあった
と思われる。





2.椎の木屋敷跡(写真3.4.5)。家康の生母「於大の方」が住んでいた屋敷跡。
岡崎松平広忠に政略により嫁ぎ、離縁された折、父の刈谷城主水野忠政の元へ身
を寄せた。その折の屋敷跡。古地図によれば、政務を司っていた屋敷の外に面し
ていた。小高い丘の上に記念公園はある。
於大の方はその後、またも政略で阿久比に嫁いだが、岡崎で設けた竹千代(家康)
の事を気にかけ、阿久比からも諸々の品を手紙と共に岡崎に送っている。



3.松本圭堂生誕地(写真2.1)。幕末の志士、天誅組総裁の記念碑。明治維新前
夜、初めて公然と武力で、幕府に立ち向かった尊王倒幕の組織のリーダーの生誕
の地。
幕藩体制を築いた、家康とそれに終止符を打つさきがけとなった、天誅組を率い
たリーダーを生んだのが、同じ刈谷というのも歴史の巡り会わせか。



3.実相寺(写真2-5) 天誅組の義挙に参加した伊藤三弥の墓がある。キリシタ
ン灯篭が境内にあると記されていたが、残念ながら確認できなかった。このお寺
は小学校、中学校時代、お墓や裏の藪でよく遊んだ。西勝寺を経て元刈谷神社へ。




4.元刈谷神社 本刈谷神社とも記す(写真2-4.3)。スサノオの命と共に菅原道真
も祀られていた。私の新発見。子供の頃、昔の波打ち際跡に貝塚の発掘に来た
事があるのを思い出した。



5.楞巌寺(リョウゴンジ写真2-2.1)。1400年代からの曹洞宗の修行寺。刈谷藩
主水野氏の菩提寺でもある。近年改築され立派なお寺。本日も寺務所で法事がお
こなわれていた。



都合2時間程度の散歩で、リハビリには丁度良かった。もう一箇所「刈谷古城址」
を目指したが、発見できなかった。小雪が降ってきたので中断。刈谷市も史跡に
は説明版を設置して、保存、啓蒙に努めている。これらの史跡が、郷土愛を感じ
るようなものになるような工夫があればもっといいのだが。