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美しいキモノ掲載柄

▲ 美しいキモノ2021春号の掲載柄

京友禅の名門「工芸キモノ野口」は、桃山時代の小袖や古裂を蒐集し、現在

でもそのコレクションを意匠の参考としてオリジナルきものや帯を製作する

創業280年を誇る老舗です。

その野口で今年初めて別誂えの製作を依頼しました。そのきものとは2月に

発刊された美しいキモノ春号で女優の吉田羊さんが着用している飛び柄の

小紋で、当店好みの色に変更して注文しました。

▲ 仕上がった別注品(葵と桐散らし小紋)

掲載品の飛び柄小紋の現物は地色の緑味が少し強かったため、地色をスカイ

ブルーに変更して、柄の差し色も少し変えて発注したのが4月。

およそ50日かけて先日見事に仕上がってきました。

▲ 二葉葵

▲ 五七の桐

▲ 唐織の名古屋帯(藤原)をコーディネイト

無地場が多く洗練された上品な柄行きの小紋なので、格調高い宝尽くしの

名古屋帯をコーディネイトしてみました。

お茶会やパーティーの席にふさわしい装いですが、コロナ禍の現状では

着用機会が奪われているのが残念です。

ワクチン接種のスピードアップが期待されますが、少しずつ出口が見えて

きたようにも感じるこの頃です。

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