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唐松岳(2,696m)後立山連峰②

▲ 4:59 唐松岳山頂から望むご来光

翌日は雲一つない快晴。昨日の天候が嘘のようです。

3時間半起床の団体ツアー客に触発され、4時半過ぎにはご来光を見るため

再び唐松岳に登りました。

東の空の一面に雲海が広がり、5時前に雲の中から太陽が姿を現しました。

西に剣岳と立山三山、槍ヶ岳、東は南アルプスと富士山と360°の大パノラマに

山頂の登山者はみんな感動していました。

団体ツアーのガイドさんによると、山頂までツアー客を案内してもこれほどの

条件が揃うことは大変珍しいことだそうです。 

▲ 唐松岳山頂からの剣岳(2,999m)

▲ 5:20 朝食は3グループ交代制

▲ コマクサ(唐松岳頂上山荘付近のコマクサ群生地) 

▲ 6:31 山荘を出発し下山

朝食後ゆっくり身支度を整えて、一時間後に山荘を出発しました。

▲ 五竜岳(2,814m)

▲ 鹿島槍ヶ岳(2,889m)

下山路を時々振り合えると、後立山連峰の五竜岳や鹿島槍ヶ岳が姿を現し

登山客を見送ってくれているようでした。

▲ 8:06 八方池

八方池に到着する頃には下からのガスに包まれましたが、どうにか湖面に映る

白馬三山を写真に収めることができました。

▲ 9:01 八方池山荘

▲ 9:23 黒菱第三リフト(出発点に無事下山)

山荘から駐車地点まで3時間弱で下山。

二日間にわたる唐松岳登山を無事終えることができました。

今回は台風5号による雨を考慮して、目的地を白馬岳から前日に急遽予定を

変更して唐松岳に変更。

残念ながらアイゼンを装着して白馬大雪渓を登ることは、来夏以降にお預けと

なりましたが、その一方で唐松岳から剣岳を正面にした絶景に出会うことが

できて幸運でした。

31年前の夏合宿で後立山連峰を縦走した経験が生かされた今回の夏登山。

当時は台風による雨のため一つ先の五龍山荘での二日間の停滞を余儀なくされ

到着し日は雲で全く展望が効かなかったのを覚えています。

ところが、雨が上がった翌朝は雲海と剣岳の雄姿を見ることができました。

 

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唐松岳(2,696m)後立山連峰①

▲ 唐松岳(2,996m) 唐松山荘から往復30分

▲ 6:51 黒菱第3リフト出発

5時に長野市内のホテルを出発して、約一時間で白馬村に到着。

当初の予定では猿倉から白馬大雪渓を登るコースを計画していましたが

下山日の雨を警戒して、急遽行き先を唐松岳に変更しました。

八方から黒菱林道を登り黒菱駐車場に到着後、装備を整え登山の準備をしました。

▲ 7:18 八方池山荘

リフトを乗り継ぎ八方池山荘に到着。

いよいよここから八方尾根を登る唐松岳(2,696m)への登山が始まります。

天候は曇り。時折青空が雲の切れ目に顔を出しますが、白馬岳を確認することは

できません。

▲ 8:20 八方池(白馬三山が水面に映る)

予定通り一時間で八方池に到着。一瞬現れた白馬岳をバックに写真撮影。

この八方池まで登って池の周辺を軽装で気軽に散策する人も多いのですが

ここから先に進むのは登山装備が必要になります。

白馬からアプローチする後立山連峰中でも、この八方尾根から唐松岳までは

頂上まで4時間の行程のためエントリーコースとして人気があり、中高年の

登山ツアーの団体も多く訪れます。

▲ 9:30 扇雪渓

ようやく唐松岳への中間地点。

ここから宿泊先の山小屋唐松岳頂上山荘まで2時間。

▲ 10:57 唐松岳頂上山荘到着(後ろが唐松岳)

山荘到着後、ザックを置いて空荷で唐松岳頂上を目指します(往復30分)。

残念ながら山頂からは展望が効かず雲しか見えませんでした。

▲ 12:35 食堂で昼食(カレーライス1,100円 生ビール900円)

唐松岳山頂から下山後、宿泊の受付をします。

宿泊代は1泊2食で9,800円、事前予約は必要ありません。

※ただし7名以上のパーティーは連絡を要するとのこと

山小屋での初めての食事。

レトルトっぽいカレーでもすごくおいしいし、アルコールが良く回ります。

夕方から山荘一帯に雲が立ち込め、夕食後には強い雨が降り始めました。

日没頃にようやく雨が弱まりましたが、この日は正面に見えるはずの剣岳の

雄姿を一度も目にすることなく20時に就寝しました。

 

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2017信州の夏

▲ 国道で日本で二番目に高い地点「麦草峠」

三日間の山旅が始まりました。初日は茅野からメルヘン街道(国道299号)を

通って、北八ヶ岳の白駒池を散策する予定です。

ところが、麦草峠を越えて国道299号沿いにある白駒池駐車場が満車で

関東方面からの車が順番待ち。天候も曇りだったため白駒池を断念しました。

駐車場から白駒池へは15分程度で到着するため手軽な散策コースとして

ガイドブックにも八ヶ岳のコケの名所として紹介されています。

そのため登山者以外の観光客が増加しているものと思われます。

▲ 治助(佐久市)の天もりそば

白駒池をあきらめ、佐久市で昼食にそばを食べることにしました。

地元で人気の治助は佐久平駅近くにあります。

天もりそばを大盛り(プラス100円)で注文しましたが、お得な1,250円。

そばにはコシがあり、そばつゆも温冷2種類。

地元の人が普段使いするのが納得できるお店でした。

▲ サニアパーク菅平

この後、佐久から上信越道に乗って菅平経由で長野市の宿に入ることに。

夏合宿のメッカ菅平高原では、ラグビーの他、サッカーやトラック競技のチームが

勢ぞろいしていました。

サニアパーク菅平の周囲を見渡すと10面以上のグランドが整備されており

関東の高校チームが目立ちました。しばらくラグビー練習試合を観戦しましたが

高校生といえど間近で見るタックルは迫力満点。

大学の有名校は、お盆過ぎから合宿を組んで各校が交流試合をするそうです。

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経ヶ峰(津市819m)

夏のアルプス登山を一週間後に控えて、最後の調整登山を行いました。

あいにくの曇り空の中地元津市の経ヶ峰を目指しました。

▲ 9:13 安濃町山出の駐車地を出発

調整登山ということで通常の平尾コースではなく、山出からのロングコースを

選択しました。

本番を想定して軽アイゼンなどの装備もザックに入れて登ります。

▲ 9:59 林道終点

先週に続き曇り空で湿度が高く、この日も足が重く感じられました。

1ピッチで林道を歩き続けたのですが、こんな日は早めに休憩をとるべきでした。

▲ 11:14 山頂手前の反射板

ここまですでに2時間経過。

気温も徐々に上昇し、休憩の回数もいつもより多くなります。

▲ 11:31 経ヶ峰登頂

やっとのことで登頂。山頂のベンチでしばらく休むこととしました。

残念ながら曇り空のためあまり展望が効きません。

13:20に駐車地点に戻りました。4時間ちょっとの山行。

真夏で湿度が高いため予想以上に疲労しました。

今週末の本番に備えて、2週続けて体に負荷をかけてみました。

本州の南に台風5号が停滞しているため、当日の天候に不安を残しますが

回復を祈るばかりです。

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