Fumie&Sweet

毎日のように、自宅で焼いているパンやお菓子の紹介です。美味しいもの、大好きな、喰い意地の張ったブログです!

ボルゲーゼ美術館展に行ってきました。

2010-01-28 22:13:38 | 日記
ローマにある 最高に素敵な美術館 ボルゲーゼから
敬愛する カラヴァッジョの 「洗礼者ヨハネ」が来ているので
上野の 東京都美術館へ 拝みに(再会しに)行ってきました。



上野のお山の端っこにある この美術館も この展示を機に 
2年間の 改修工事にはいるそうです。
煉瓦作りの モダンな美術館も・・もう30年たつのですものね~
平成24年には 素敵な美術館に なって また私達を楽しませて
くれる事でしょう~~




こちらは ローマにある 本家 ボルゲーゼ美術館の外観と 入場券です。
実は 私 1997年と 2003年に ここを訪れています。
私の大好きな バロックを象徴する 画家の ガラバッジョと
彫刻家 ベルニーニの 素敵な作品が たくさん所蔵されているのです。

97年に行った時には 2000年に向けての 大改修工事の真っ只中で
ビニールシートが かかったような 状態で 埃だらけの 足場を渡りながら
「まじ~この 展示の仕方!? ありえな~い!!」と
びっくりしながらの 鑑賞でしたが・・

03年に行った時は 一日 何組何名のみという 完全予約制で
日本から あらかじめ ネットで予約をして am9:00から(早い!です!)の
ゆったりとした 鑑賞をしてきたのです。
本当に 贅沢で 綺麗な美術館です!!




この絵は カラバッジョ 最晩年(38歳頃)の作品です。
なんと なまめかしい ヨハネさんでしょう!
また 再会できて 本当に嬉しいです。。。

ローマの 現地で見るときは ガイドさん無しだし
あまり イタリア語も読み取れないので 説明不足の
感性にまかせたまんまの 鑑賞なのですが・・・
最近の 日本の美術展では 500円を惜しまず イヤホンガイドを
借りる事にしています。
そうすると 凄い物知りになったような 気がします。

今回も ラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」の絵は
1900年頃には 聖カタリナ(教育・学問の守護聖人)として描かれており
可愛らしいユニコーンは カタリナの象徴 車輪で塗りつぶされていて
女性の美しい肩のラインは 布で覆われていたのだそうです。。。
現代の修復技術で 美しく当時のままに 再現されて
ラファエロが 描いた 本来の姿で 鑑賞することが
できるようになったのですって・・・
(私 その昔 修復士に憧れたのですが・・諦めました!)



他にも 好きな画家さんの 好きな作品が 結構 来日していました。
ギルランダイオの 「レダ」ちゃんです!
ちゃんと 「ルクレチア」さんも来ていました・・・
私は この二人の ネックレスは 同じものだと 思うのですが・・・
どうしても 絵画の中の 食べ物や 装飾品に 
目がいってしまいます!!
まぁ 絵画は 基本どんな 楽しみ方をしても
良いとおもうのですが・・・