藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

曖昧な部分を、大事にしよう。

2008年01月23日 | テニス
曖昧なところも大事です。

「柔軟性がないんだよな~」と話している人がいます。
たしかに、この人を見ているとキチッとしすぎているかもしれません。
あまり「これはOK、これはダメ」とYes、Noで考えすぎると、プレーの幅も狭くなってしまいます。
「もうちょっと曖昧でいいんじゃないですか?」と言うと、「でもなぁ・・・ほら、オレってきちんとした人間じゃないですか?だから、はっきりしないの苦手なんですよ」と言っていました。
しかし、はっきりしないのも大きな武器になります。

僕の先輩に、すごくテニスの強い人がいます。
予期しないような攻撃をしてきたり、柔軟性あふれるプレーをします。
彼がよくやるのは、ビミョーなショットです。
たとえば、低くシュッとスベってくるスライスを打ったかと思うと、今度はゆるくて止まるスライスだったりします。
この「止まスラ」は打ちごろのようでいて、実はちょっと変化したりして打ちにくいです。
こういうのは非常にやっかいです。
これ以外にも「跳ねそうで、あまり跳ねて来ないセカンドサーブ」や「チャンスボールに見えそうで、実はわりと攻撃的なムーンボール」など、このようなビミョーなショットを意図的にやってくるので、なかなかやりにくいです。
彼は「人生曖昧に生きてるから、テニスも曖昧になっちゃうのかな~」と言っていますが、このようにキチッとしていなのは、合わせにくいものです。

曖昧な部分の幅を、広げていくことです。
僕も、ビミョーなことを大事にしています。
「これはありえない感じだけど、ちょっと面白いからOKかな?」「これはフツーに考えたら間違いだけど、ちょっとアレンジしたらありなんじゃないかな?」と言うことにチャレンジしていきます。
そういう部分から、柔軟性のあるプレーも生まれてくるものです。

曖昧さを、大事にしていきましょう。



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