すべて、やってみよう。

できそうなことは、すべてやってみることです。

「そんなことやって、うまくなる保証はあるの？」という人がいます。
そんなものは、ありません。
でも、やっても意味ないことをあえてやろうとしはしません。
「これをやったほうが、うまくなる可能性が高い」と思うから、やろうとするわけです。
もちろん、可能性が高いというだけで、１００％ではありません。
だから、ハズレの場合もあります。
だけど、そんなことを言っていては何もできなくなってしまいます。
１００％なんて、ないからです。
それに、意味がないようなことでも、実は重要だと後になってわかってくることもあります。
すぐに見返りがなくても、だんだんと効果が出てくる場合もあります。

昔、テレビでプロの試合を観ていました。
僕の好きな選手がサーブ＆ボレーに出たのですが、サーブはフォルトでした。
フォルトのコールが聞こえた瞬間、その選手は相手がリターンしたボールをパッとラケットでキャッチしました。
何気なくやったそのプレーを見て「うおっ！スゲー！」と感動しました。
あの速いボールをスッとノーバウンドでつかまえるのは、かなりの技術です。
これを観た次の日から、飛んでくるボールをスッとガットに吸い付くようにキャッチする練習をはじめました。
すると「そんなことできたって意味なくない？だからなんなの？」と言われました。
たしかに、それができたからってポイントになるわけではありません。
しかし、ボールのタッチ感覚がよくなるなど、いろんなところでプラスになりました。

うまくなるかどうかは、やってみないとわかりません。
それに、やってみたことは、たいてい回りまわって何かの役に立っていくものです。
だから、ムダになることは少ないです。
できそうなことは、すべてやってみましょう。



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