ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

PM2.5について国と企業に騙されないように山本節子さんの動画を見て勉強しておくことが重要

2014-02-26 | PM2.5

自治体のPM2.5予測、精度向上に四苦八苦

http://bit.ly/1k8c8Ln 2014年2月25日21時53分

春にかけて、黄砂や微小粒子状物質PM2・5が大陸から飛来しやすい季節を迎える。大気の状況を日々観測し、住民に注意を呼びかけている各地の自治体は観測や予測の情報の精度をどう向上させるか、頭を悩ませている。

 福岡市は測定局8カ所の午前6時の観測値から、1日の平均値が国の環境基準(大気1立方メートルあたり35マイクログラム)を超すと予測すれば、市民に防災メールなどで注意を促している。昨年12月からは、午前6時の観測値が低くても、正午までの平均値が高くなれば注意を促すことにした。

 24日までの約1年で市が基準を超すと予測したのは20回。15回は基準を超えて的中したが、5回は「空振り」。一方、超えないとみていたのに超えた「見逃し」は16回。天気予報などで使われる的中率「スレットスコア」(的中回数を、基準値超えの予測と見逃しの合計回数で割ったもの)は42%にとどまる。

 市環境保全課の中牟田啓子課長は「PM2・5は黄砂もあるし、途中で化学反応でできる物質もある。西側の濃度が高いと、後から高くなることが多いが、南からくることもある。予測は難しい」と話す。

 山口県も昨年3月以降に計11回、ホームページで注意喚起したが、いずれも空振りだった。「空振りはしても、見逃しはしないように」と担当者。精度をどう上げるか検討中という。

 福岡県は大気測定局を4カ所増やして14カ所にすることを決め、新年度予算案に8230万円を盛り込んだ。県環境保全課は「広域に及ぶ動きをより的確に把握できれば、注意喚起などに生かせる」と説明する。

 環境省は、住民に注意を促す目安として1日平均70マイクログラムの暫定指針値を設けている。県もこの指針値をもとに、測定局のどこか1カ所で①午前5~7時の1時間あたりの平均濃度が85マイクログラム超②午前5時~正午の同80マイクログラム超のどちらかなら注意喚起情報を出す。同県が注意喚起したことはないが、結果的に暫定指針値を超えた例は3カ所で6月と11月にあった。

 観測地点を増やす動きは各地で広がっている。熊本市は4月以降、2カ所を新設、2カ所を移設し、市中心部に偏っている観測地点を全域に広げる。大分県内でも昨年、大分市が市内の観測地点を4カ所増やして7カ所にしたほか、県も日田、中津、佐伯の各市で観測を始めた。

 このほか、長崎県は新年度、ぜんそく患者の病状とPM2・5の濃度や成分を照合し、健康への影響の調査に乗り出すという。

 ■専門家「空気清浄機で濃度減らせる」

 日本気象協会の予測によると、九州・山口地方では27日にかけてPM2・5の濃度が高くなりそうだ。28日以降は低くなるとみられているが、担当者は「風や天候次第で高まる可能性もあり、自治体が公表している観測データを時折チェックするといい」とアドバイスする。

 黄砂やPM2・5の健康被害に詳しい医師金谷久美子さんは「健康な人ならば、高濃度で警報が出たときに不要な外出を控えるなどの対策で十分」と話す。 一方、ぜんそくの子どもやPM2・5が高濃度のときに体調を崩しやすい人は外出を控えるほか、処方された薬を忘れないことなどに注意すべきだという。また、高濃度のときは、室内の空気にも、換気によってPM2・5が入り込むことがある。「換気は料理のときに限るなど控えめにし、空気清浄機を使うと室内の黄砂やPM2・5は減らせる」と話す。


 

(管理人より)全国的に昨日から、PMの数値が高くなっています。私も喘息の人など個人的なメールや、MLへ投稿して周囲に注意喚起しています。昨日からツイッターでもつぶやいています。対症療法的にはN95マスク、花粉防止メガネ、空気清浄器ぐらいでしょうか。

PM発生元の上流を止めなきゃどうにもならん話なんですけどね。大量生産大量消費大量焼却が生み出したのがPM2.5。PM2.5と福島原発事故を考えるとまさに、大気汚染公害真っ只中の日本列島です。 国民には、日本が「公害」真っ最中なんだって認識持たせないように、メディアでコントロール。

がれき問題の際に、北九州・山口の行政にさんざん、リアルタイムで最低でもPM2.5のデータがすぐ見れるようにすべきと言ってきたのですが、すぐには改善しませんでした。結局がれき焼却が終わってからHPに対応をする始末。まあ、それでもうるさく言った甲斐はありましたか。

山口県のPM2.5監視体制を調べてみました。

PM2.5まとめhttp://pm25.jp/  これが一番いいような気がします。

★山口県のPM2.5情報⇒ http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/pm25/PM25Reminder.html

★山口県 現在の大気の状況 (大気環境常時監視測定局測定値)

http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/taikihour/taikihourindex.htm

★全国のPM2.5 http://guide.tenki.jp/guide/particulate_matter/

煙霧観測情報(福岡管区気象台)http://jma-net.go.jp/fukuoka/tsushin/haze_observation/haze_observation.html

県のHPを見て思うのは、平均値をPDFにして出すのは、ごまかしてるな~と思います。平均値というのは後から見たときに、だいたいどのあたりの空気がいつも汚いかということはわかると思いますけど、PM2.5の数値が瞬間的に3桁以上になったかどうかはわかりません。データをおしなべるというのはよくないですよね。

そらまめ君はグラフが出るので助かるのですが重くて使いづらい。ケミカルプラント密集地域の宇部の観測点のグラフを取り出してみました。2/25~26にかけて、90μg/㎥を超えている時があります。

おまけとして、自然のPMとして今年の関東のスギ花粉の放射能汚染を貼っときますね。最新。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/ken_sidou/140131.html  より

福島のスギ花粉は今でも危険!最高59000ベクレル/kg。風向きによって西日本にも流れてくる可能性は当然あります。

最後に環境ジャーナリスト山本節子さんの動画でおさらい。テレビを見ずに、命と環境を守るため、こういう重要な動画を見ましょう。

毎回、ニュースで中国のせいにされていますが、中国だけではありませんのでじっくり勉強しましょうね~。

県のHPの見てPDFを鵜呑みにしてたらPM2.5に関しても、ころっと国と企業に騙されますよ~。

 

 


2009年澎湖諸島 風力発電所が”台湾のヤギを殺す” 海外で健康被害出てるのになぜ日本に?

2014-02-26 | 風力発電は危険

Taiwanese Wind Farm Kills Goats By Sleep Deprivation    より画像

 


BBC NEWS Page last updated at 12:33 GMT, Thursday, 21 May 2009 13:33 UK

風力発電所が”台湾のヤギを殺す”

台湾で膨大な数のヤギが、風力発電所からの騒音により衰弱し死亡した可能性があります。
8基の巨大な風力タービンが放牧地の近くに設置された後に400匹以上のヤギを失ったと、離島に住む農場主はBBCに語りました。

農業委員会は、騒音のせいで睡眠不足になり、それがヤギの死亡原因となった可能性があると疑っています。
台湾電力(Taipower)は、
他の場所で新たな農場を作る費用の一部を支払うことを申し出ました。
同社の広報担当者は、死亡の原因はまだ調査する必要があるが、ヤギが騒音で死んだのかどうかは疑わしいと述べました。

風力発電所が建設される約4年前は、農場主のクオジン·シャンは約700匹のヤギを所有していました。
電気を起こす風車が設置された直後に、57歳である彼のヤギが死に始めたと言います。現在、ちょうど250匹のヤギが残っています。

澎湖(Penghu)は、その強力で唸るような風で有名です。
クオ氏は、風が強ければ強いほど、発電機がより大きくなったと言いました。

「ヤギはやせこけて見えましたし、食べていませんでした。ある夜、私は農舎へ出かけてみるとヤギがすべて立っており、眠っていませんでした」「私はなぜかわかりませんでした。わかっていたならば、私は死を阻止するために何かしたでしょう」と彼は台湾BBCのシンディー・スイに語った。

明白な妥当性

そのような大規模な死を報告した農場主はクオ氏ただ一人であると、農業委員会の地元の家畜検査官は言いました。澎湖諸島の中で、彼の農場が最も風車に近く、わずか40mの距離であったため、彼の主張はもっともらしかったのだと述べました。

 「異常音は、動物の通常の成長と食物摂取に影響を及ぼし、動物を睡眠不足で苦しめる可能性がある」とLu Ming-tseng は述べました。

電力会社はクオ氏が移転することの援助は申し出たが、ヤギの損失の賠償はないだろう、とクオ氏は言いました。
「移転することは痛みですが、それしかできません。私は風車と共に生き伸びることはできないのですから」と彼は言いました。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8060969.stm

Wind farm 'kills Taiwanese goats'

A large number of goats in Taiwan may have died of exhaustion because of noise from a wind farm.

A farmer on an outlying island told the BBC he had lost more than 400 animals after eight giant wind turbines were installed close to his grazing land.

The Council of Agriculture says it suspects that noise may have caused the goats' demise through lack of sleep.

The power company, Taipower, has offered to pay for part of the costs of building a new farmhouse elsewhere.

A spokesman for the company said the cause of the goats' deaths still needed to be investigated, but that it doubted the goats died from the noise.

Before the wind farm was built about four years ago, farmer Kuo Jing-shan had about 700 goats.

Shortly after the electricity-generating turbines were installed, the 57-year-old says his animals started to die. He now has just 250 goats left.

Penghu is notorious for its strong howling winds. Mr Kuo said the stronger the wind, the louder the machines became.

"The goats looked skinny and they weren't eating. One night I went out to the farmhouse and the goats were all standing up; they weren't sleeping.

"I didn't know why. If I had known, I would've done something to stop the dying," he told the BBC's Cindy Sui in Taiwan.

Plausible

A local livestock inspector from the agriculture council said that Mr Kuo was the only farmer to have reported such large-scale deaths.

He said his claim was plausible because of all the farmers in the Penghu archipelago, his farm was closest to the wind turbines - only 40m away.

"Abnormal noises could affect the normal growth and feeding intake of animals and cause them to suffer sleep deprivation," Lu Ming-tseng said.

Mr Kuo said the power company had offered to help him move but that there would be no compensation for the loss of his goats.

"It's a pain to relocate, but what can I do. I can't survive with the wind turbines," he said.


2009年のBBCニュースの記事です。訳は管理人。(下手ですみません)

台湾の牧場のヤギが風車の影響で死んでます。40mとかありえないですよね。怖すぎる!

ヤギにはノセボ効果も、お金が儲かるかどうかも関係ありませんから。

澎湖諸島は、、台湾島の西方約50kmに位置する台湾海峡上の島嶼群澎湖列島澎湖群島とも呼ばれる。島々の海岸線は複雑で、その総延長は約300kmを誇っている。大小併せて90の島々から成るが、人が住んでいる島はそのうちの19島である。

とありましたので、新しくなったグーグルmapで行ってみました。http://bit.ly/1fQAVMR

 


 

 

健康被害のレポート2つご紹介します。

「風車騒音・低周波音による健康被害」 08年8月8日 「風車問題伊豆ネットワーク」事務局  より

フランス、ドイツ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアで健康被害が訴えられているという。

オランダとドイツ国境に建設された風力発電施設では、1.9kmまでの住民が不快を示しているという。

イギリスでも風車から1.6km先で被害者が出ている。

風車による低周波音健康被害は超低周波音によるものと推測されている。超低周波音は、低周波音以上に距離減衰力が弱く、遠方まで伝播する。

被害は、風車からの距離1km以内に住む人に多発する傾向がみられるが、地形などにより1kmを超えた遠方でも発生している。音波が遠方まで届くからである。 

ウインド・タービン・シンドローム:ある自然実験に関するレポート
ニーナ・ピアポント、MD、PhD
日本語版訳 鶴田由紀

 

風力発電が先行している海外で、これだけ健康被害が出てるのに、日本に導入する意味がわかりません。