ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

科学者は自分の蒔いた種を刈り取って欲しい。原発も再エネも兵器につながる技術。

2015-09-30 | 戦争 

 Future Boy Conan - episode 23 - part 2. Orginal Japanese language with english subtitles

 

科学者:博士、ラナさん 感謝の言葉もありません これで新しい出発ができます。

科学者:しかし、恐るべきエネルギーです。1時間で今までの1年分はゆうに超えている。

科学者:今になって本当にわかりました。私たちは過去の遺産にのみ頼って生きようとした。だが太陽エネルギーは愚かな私どもの手に余る力です。ましてレプカなどには・・・

ラオ博士:いや、誰の手にも余る怪物なのです。ついに世界を破滅の淵にまで追い込んでしまった。しかも私はそれを作った科学者グループの一員でした。5つの大陸を沈め、数十億の人類を殺し数万種の動植物を絶滅させた超磁力兵器は、太陽エネルギーがなければできなかった。償いようのない責任です。

ラナ:いいえ、おじいさんはたくさんの人を救いました。おじいさんは責任を果たしました。

ラオ博士:私はただ、自分の蒔いた種を刈り取ろうとしているだけだよ。

ラナ:いいえ、いいえ、おじいさんは立派な人です。私の大事なおじいさんです。

(中略)

ラオ博士:みんなここへ集まってくれないか。君たちにこんな物を見せたのは太陽塔の本当の姿を知ってもらいたいからなのだよ。

コナン:本当の姿?

ラオ博士:ここに映し出されたものはすべて幻に過ぎないんだ。ごらん、この塔は、21世紀の科学の粋を集めて建設された。太陽の力を我がものにし、人間に必要な全てのものを作り出せると考えられていた。しかし、すべては愚かな幻だった。この公園の景色のように・・・有り余るエネルギーを弄び、奢りに耽った挙句、あの大変動を引き起こしたのだ。これを作った者たちはみんな死んでしまった。

この塔は、最後の勤めを終えて海に沈んでいく。それが一番正しいのだ。空に輝く太陽の恵みで大地と海は植物をやしない、動物を育む。人間はその自然の中でこそ伸びやかに生きることができる。

コナンくん、ジムシーくん 私のまぶたには君たちの生き生きした姿が焼き付いているよ。君たちこそ本当の太陽が育んだ少年なんだよ。


Future Boy Conan - episode 25 - part 2. Orginal Japanese language with english subtitles

(中略) 

ラナ:おじいさん、まさかあの人たち・・・知ってて何故止めないの?

ラオ博士:待ちなさい。あの人たちの望むようにしてあげなさい。私たちは古い世界からある役目をそれぞれが背負って生きながらえてきた。形こそ違え、残された人々を次の世界に橋渡しすることだ。今、人々は新しい世界に出発していく。苦渋に満ちた日々は終わった。安らかな心でその出発を見送りたいのだ。

ラナ:ちがうわ! コナンなら止めるわ!私止めてくる!

 

※ (科学者たちは太陽塔とともに沈んでいく)

 


(管理人より) 私は子どもの頃から「未来少年コナン」という作品が好きで原作も読んでいます。このアニメ作品は繰り返し見ています。

宮崎駿さんの3作品と福島原発事故 

という記事にも書きました。冒険活劇的なところもあり楽しく、そして考えさせられるところが多い作品です。演出は宮崎駿。(※なお「風立ちぬ」という作品は私は納得がいかないのでおすすめしません)

 

【あらすじ】

 西暦2008年、核兵器をはるかに上回る威力の「超磁力兵器」が用いられた最終戦争が勃発。人類は大半が死滅し、それまで築かれてきた高度な文明の多くが失われてしまった。五大陸は変形し地軸も曲がり、超磁力兵器による激烈な地殻変動で多くの都市が海中に没した。 

戦争から20年、コナンは「のこされ島」と呼ばれる小さな島で、「おじい」と二人で平穏に暮らしていた。ある日、海岸に少女ラナが漂着する。ラナはハイハーバーという島で暮らしていたが、科学都市インダストリアの者たちにさらわれそうになり、隙を見て船から逃げ出していた。 

インダストリアは、前時代の巨大な塔(三角塔)を中心とした都市だが、塔を維持するためのエネルギーが乏しかった。そこで、太陽エネルギーのシステムを復活させるため、その技術を持つラオ博士を探していた。しかしラオが見つからないため、ラオとテレパシーで会話できるという孫娘のラナを狙ったのだ。 

コナンの奮闘空しく、ラナは再び連れ去られ、おじいは死んでしまう。コナンはおじいを埋葬し、ラナを救うため、そしてまだ見ぬ人々に出会うために島から旅立つ。やがて、多くの仲間を得て、世界征服を目論むレプカに立ち向かうことになる。



この設定がなんと2008年です。主人公コナンが生まれたのが2018年でしょうか。主人公の少女ラナのおじいさん、ブライアック・ラオ博士の言葉が今の時代にちょうどいいので紹介しようと思い、アニメの終盤に近い23話と25話の印象的な部分を文字起こししてみました。

ラオ博士は太陽エネルギーの開発に関わった科学者チームの生き残り。太陽エネルギーの発明が超磁力兵器の開発を招いたことに負い目を感じている科学者です。

彼は人間の手に余る科学技術を手放すことを、孫の世代に伝えています。

私は、市民として福島第一原発事故後、発電技術さらに科学技術についてブログを書きながらずっと考えてきました。

未来少年コナンのお話の舞台となるインダストリアという島では、エネルギーは原子炉と廃プラスチックを掘りおこして作った石油です。そしてギガントという戦略兵器のために太陽エネルギーを復活させようとする人間たちと、等級をつけられ支配され抑圧された市民。インダストリア島は地殻変動で沈んでしまう。

 

さて今の日本はどうでしょうか。福島原発事故は収束せず有毒な放射性物質がダダ漏れ状態、太陽光発電を宇宙で行い、地上に送る技術を税金を使って軍事企業が開発しています。

福島第一 高濃度汚染水210リットル漏れる 除染装置の排水悪化

宇宙技術や再エネ技術は軍事技術に転用可能。国費で開発されどんどん進んでいる現実に恐怖!戦争への道!

プラスチックはつくり放題、捨て放題。海はプラスチックのゴミだらけ。

Synthetic Sea (合成の海 ~海に漂うプラスチック~)日本語字幕 海はゴミで埋め尽くされそう

 

 小さい島国の日本に、地震、竜巻、台風、津波、豪雨、火山噴火などの自然災害に加えて、原発事故に、太陽光パネルが水没したり飛ばされる事故。きのうは風力発電の風車の羽が破損落下しました。 

 

 

 

 私は、地球の傷がもうこれ以上深くならない間に、原発と再生可能エネルギーをやめるべきだと思っています。

地球温暖化説の嘘に乗せられ、原発と再エネで自然を破壊し、毒物、汚染物だらけの地球にしてはいけないということです。

戦争と再エネと原発を、切り分けて考えている人がほとんどですが、全部同じ企業系列がやってるということです。

戦争反対と言いながら、再エネ推進すると原発を温存することになります。

 

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新装版 残された人びと
 
 

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