北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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志葉家行きたし

2009-04-12 18:36:13 | 特撮作品鑑賞
(今週の侍戦隊シンケンジャー)

第九幕にして早くも八体目の折神、「虎折神」が登場。
昨年の「ゴーオンジャー」の炎神、6年前の「アバレンジャー」の爆竜、古くは86年の「フラッシュマン」の「フラッシュタイタン」に遡るまで、敵に洗脳されていたり、長年の時間経過によって、本来の記憶や心を失っていたりしていた状態にあったのを、戦士の力によって本来の姿に目覚めさせるというのはすっかり定番と化している感があるけれど、これほど早い段階でそれを見せられると、正直「またか・・・」って気がしないでもない。
それに、「虎反抗期」というサブタイトルでありながら、ストーリーの中心は、虎折神よりも流ノ介を救うことにあったというのも、ちょっとどうなのかなあと・・・。
もっとも、その2つが上手く絡み合って、ストーリーに緊迫感が出ていたので、結果的には見応えのある回になったと思いますけどね。

そんな緊迫する中にあって、突如人間体となって現れた腑破十臓。
丈瑠と流ノ介の戦いを見守る茉子達が誰もその正体に気付かない中にあって、冷静に戦いを分析するその様は、今後の丈瑠との勝負がどのようなものになるのか、期待が膨らむというもの。
丈瑠やジイは、あるいはその存在を知っているのかもしれないが、果たしてどんな絡みを見せてくれるのか、来週以降注目していきたい。

今週のベスト台詞。
ラストシーンで、洗脳されていたとはいえ、丈瑠に刃を向けたをことを激しく悔やむ流ノ介に対し、丈瑠が、自分も流ノ介の命を賭けていたことに対して言った、「ごめん」の一言はすごく良かった。
立場が上の者にありがちな「すまん」ではなく、「ごめん」という言葉には、丈瑠の素直な気持ちが込められている気がして、後味の良い結末にあったと思う。
こういう、何気ない一言でストーリー全体が良い印象に変わるというのは、脚本家さんを初めとするスタッフの力量によるものなのだなあと実感しました。

丈瑠達の本拠である、「志葉家」のロケ地がわかりました。
都内からそれほど離れていない所なので、ぜひ行ってみたいです。


http://www.city.sakura.lg.jp/shisetu_guide/hottatei/hottatei.htm


最後に、自分も今年は、毎週こうして感想を書いているけれど、いつもお世話になっている友人でも、ブログや日記に毎週感想を書かれている方々がいて、自分の感想と読み比べてみたりして、自分が感じなかった発見をしたりするというのが、最近楽しみになっています。
私信になっちゃいますが、C様、H様、いつも楽しく読ませていただいています。
頑張って、最終回まで感想を書き続けましょう!
コメント
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