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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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訓示を受けて

2007-11-19 21:12:58 | 日々のもろもろ
最近、新聞沙汰にこそならなかったけど、職員の(小さな)不祥事が数件発生してしまった我が職場。
それを受けて、今日、組織のトップから文書で訓示があったのだが、その中で特に印象に残ったのが、次の言葉。

「自分を律し、自分に厳しくあってほしい」

「自分に厳しい」というのは、昔からずっと、そうありたいと思っていた理想の1つ。
中学の頃の話なんだけど、ある先生が、私達のクラスの担任の先生を評して、
「あの人は、自分では『俺は人に厳しく自分に甘い』と言っているが、とんでもない。あの人ほど『人に甘く自分に厳しい』人は見たことがない。本当に素晴らしい人だ」
と言っていたことがあったのだが、当時私はそれを聞いて、「自分に厳しい」ってどういうことなんだろうと考えてしまった。
正直な話、それから20年以上経った今でも、その考えに対する答えは見つけられていないのだけど、
少なくとも言えることは、自分をしっかりと見つめ、自分の行動に責任を持てる人というのは、それだけで信頼や尊敬に値するということ。
自分の周りのそういう人達を見るにつけ、自分もあのようでありたいと思い続けてはいるんだけど、正直なかなか難しい。
最近相次ぐ企業の不祥事のように、無責任な人や行動を批判するのは簡単だけど、自分も知らず知らずのうちに同じようなことをしてしまっているのではないかという不安がぬぐえないのもまた事実。
でも、「自分もこうありたい」という目標を持つことそれ自体は大切なことだと思うので、少なくとも、最低限自分の行動には責任の持てる人間であることを目指していこうと今では思っている。
それだけに、訓示の中にあった「自分に厳しく」という言葉が、すごく心にズッシリと重く感じた私であった。
コメント (2)
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