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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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午後4時から

2020-12-12 16:27:01 | 釧路&釧根地方

北海道でも雪が少ないことで知られる釧路地方も、今朝起きたらうっすらと雪景色になっていました。

数日前までは、接近する低気圧の影響で、明日から明後日にかけては荒天の予報だったけど、低気圧が当初の予報よりも南の方を通るようで、釧路根室地方は晴れの予報に変わりました。

明後日は外での仕事があるので、吹雪豪は勘弁だなと思っていたけれど、どうやらそれは回避できそうです。

えっ、「吹雪」の後に余計な一文字があるよって?いや、いいんですこれは。毎年この時期になると使わせてもらっているオリジナル気象用語、「吹雪」と「豪雪」の合成語である「吹雪豪」を今年も使う時期が来ましたということで。

 

なんだけど、この時期の北海道には、雪が降ってくれた方が映えそうなスポットが数多く登場しまして、釧路周辺のそのような場所が、雪が降るのを待たずに今シーズンのお披露目をしたということで、ちょこっと行ってきました。

 

 

釧路町の「別保公園」にある「ロ・バザール」というお店。

主に釧路根室管内の物産を扱っていますが、ソフトクリームが美味しいことでも有名なのです。

 

 

これなかなか綺麗ですね。

 

 

 

 

 

 

でもって、この時期、「ロ・バザール」の側に、このようなイルミネーションがお目見えします。

新聞に、「毎日午後4時から点灯」とあったのだけど、ここへ行ったのはこの間の日曜日(6日)で、まだ午後4時はそこまで暗くはなっておらず、点灯したのは午後4時10分頃。

でも、冬至前のこの時期は、午後4時前には日没を迎えるので、少し早めに行って、広い駐車場で、午後4時になるのを待つというのもいいと思います。

 

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湖畔の神社

2020-12-11 18:17:28 | 釧路&釧根地方

 

阿寒湖畔に行ったとき、以前から気になっていたこちらの神社に寄ってみました。

 

 

結構急な階段の先にあります。

 

 

 

なるほど、「稲荷神社」なんですね。

それで、京都の「伏見稲荷大社」のように、本殿に辿り着くまでに沢山の鳥居が設置されているのかな。

 

 

鳥居の先には、小屋のような本殿が。

御祭神については表示がありませんでしたが、札幌にある「伏見稲荷神社」の御祭神は、「倉稲魂命(うがのみたまのみこと)」、「大山祇命(おおやまつみのみこと)」、「大國主命( おおくにぬしみこと)」、「事代主命(ことしろぬしのみこと)」、「天鈿女命(あめのうずめのみこと)」の五柱だそうなので、この全て若しくはどれかなのかな。

 

 

御朱印はセルフ方式になっています。

 

 

これは何でしょう?土俵・・・にしては小さいかな?祭礼で何かが行われる場所ですかね。

 

 

本殿の横の大きな樹木。虫食い防止の措置だそうです。

 

 

御祭神かなと思いましたが、11基ある鳥居の奉納者だそうです。

 

 

稲荷神社の先に、もう一つ小さな神社がありました。

 

 

 

 

こちらは由来と御祭神が書かれていますね。

「ヤイタイ島」という場所は名前を聞いたことがある程度でしたが、知る人ぞ知る神秘のパワースポットという位置づけなのでしょうかね。(風水のことは全く分かりませんが)

 

 

二つの神社への参拝を終えての帰り道。

これだけ急だと、下りの方が怖いですね。

 

 

いつものように地図を掲載しましたが、実際は、この地図の位置ではなく、道路を挟んだ向かい側です。

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ここにある意味

2020-12-10 19:22:10 | 釧路&釧根地方

 

先日、映画「アイヌモシリ」を観て、久しぶりに、阿寒湖畔の「アイヌコタン」へ行ってみたくなり、雪が降る前にと思い、ちょこっと行ってきました。

(この写真だけは、二年前の夏に撮ったものです)

 

 

 

今月の釧路市の広報で、この施設がリニューアルオープンした旨の情報が載っていたので、それも一つの目当てでした。

どんな施設なのかな・・・。

 

 

 

 

 

施設の内容としては、アイヌ民族の文化や生活に関する展示で、ぶっちゃけ言ってしまうと、他の施設で同じような展示に触れている人にとっては、特段目新しいとは映らないかもしれません。

でも、行ってみて思ったのは、ごくありきたりかもしれないけど、それが「アイヌコタン」にあるということに大きな意味があるのではないかと。

アイヌコタンにある民芸品店にお邪魔して、展示品を見たり話を聞いたりすることで文化に触れ、その記憶が覚めないうちに、同じエリアにある文化展示施設で更に理解を深める。それが、この施設がここにある意味なのではないかなと、勝手ながらそう思える場所だと思いました。

同じエリアには、私も一度行ったことがある「阿寒湖アイヌシアター・イコロ」もあり、こちらもオススメです。

 

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ここにもチャシ跡が

2020-12-09 19:30:55 | 釧路&釧根地方

 

湖面は見えないけれど、春採湖の側にある広場。

休日になると、野球やサッカーなどを楽しむ小学生(たまに大人も)が見られます。

 

 

 

そこにはこんな看板が立てられています。

 

 

事業の趣旨は分かるのだけど、こういう看板があるということは、何か、アイヌ民族の歴史に関わるような由緒ある場所だったりするのかなとずっと思っていました。

少なくとも、現在はそれらしい痕跡はありませんが・・・。

 

 

 

その広場の隣に、廃校になって建物がそのまま残っている小学校があります。

先日図書館で読んだ資料によると、かつてこの場所には、アイヌ民族のチャシ(アイヌ民族が築造した城砦)があったそうで、釧路市内のチャシとしては有名な「お供え山」こと「モシリヤチャシ跡」よりも歴史が古いものだったそうです。

それが、昭和29年(1954年)の小学校建設により取り壊され、現在は特段の痕跡もないということだそうですが、広場に設置されている看板は、もしかするとこのことと関係あるのかもしれませんね。

展開中という「イオル再生事業」というのも興味深いです。今後、何らかの施設が建てられたりするのかな?

 

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ここが跡地か?

2020-12-07 19:17:11 | 釧路&釧根地方

 

 

何度か紹介している、平成16年(2004年)8月まで営業していた「丸井今井釧路店」の建物。

ここが、「丸井今井」となる以前は、「丸三鶴屋」という、地域密着型の百貨店として営業していたことも、これまで何度か触れてきましたが、その「丸三鶴屋」が、この地に移転してくる以前は、一体どこにあったのだろうということを話題にしたことがありました。

その記事

そのときは、断片的な情報をもとに、ここかもしれないという場所を紹介していましたが、調べてみたところ、北大通に移転してくる前は、「真砂町(現「南大通」)58番地」という所にあったことが分かりました。

 

 

これがその場所の地図。

赤囲みした箇所に、確かに「呉服店」(「丸三鶴屋百貨店」の前身は「丸三越後屋商店」という呉服店でした)とあります。

 

 

上の地図の現在地は、この辺りです。

 

 

 

ということで、ちょっと行ってみました。

特段痕跡らしいものもないように思いますが、ここが釧路の商業史に残る大きな足跡の出発点になったことに思いを馳せてみると、不思議な感慨のようなものを覚えます。

 

 

ちょうどこのバス停の向かい辺りです。

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