ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

獺祭の旭酒造に寄り道して帰ってきた (2016/2/9)

2016年02月09日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016
 今朝は少し早めに道の駅「いとだ」を出発した。



ここは熊本方面から関門に抜ける下道としてはおすすめルートらしく、道の駅に大型トラックが多数車中泊していた。また出入りも多い。

今日は一目散に帰るだけだが、先月の天草のたびの帰りに行きそびれた岩国市(旧玖珂郡周東町)の旭酒造に立ち寄ることにした。うまくいけば直営店で獺祭が手に入るかもしれない。
 国道2号線からひと山越える感じで降りてきた狭い谷にドカンと高いビルが出現する。



これが旭酒造の新工場らしい。その上流側にあるのが旧来の工場だろう。



直売所は新工場の川向うにある。





2年前までよく飲んでいた50はないかと探したが、ここでは50は売らないのだそうだ。もっともどこに行っても50はない。ここにあったのは常温の「獺祭 等外」、冷蔵庫の中に「磨き その先へ」「二割三分」「遠心分離 二割三分」「三割九分」「スパークリング発泡にごり39」」「スパークリング発泡にごり50」そして「寒造早槽」(48)など。冷蔵庫の中のお酒は一人一本ということなので、「寒造早槽」と常温の「獺祭等外」の二本を買った。







この等外というのは、山田錦の規格外米を使用した酒で、これで作ると純米大吟醸表示ができない。規格外米は粒ぞろいが悪いので35%まで磨いてある。それでも表示上は普通酒になる。

 期待していた獺祭50ではなかったが、面白いお酒を買ったので満足して帰路についた。

 途中で買い物をしてから自宅に帰り着いた。とりあえず荷物を片付けて少しだけ獺祭を飲もう。

本日の走行は249.0キロ、燃費は10.7Km/Lだった。



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山鹿温泉「さくら湯」に入って道の駅「いとだ」に到着 (2016/2/8)

2016年02月08日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016
 帰る前に道の駅「うき」の産直店「宇城彩館」でお昼ごはんのために、アジのにぎりを買って帰路に着く。
今日は是非とも山鹿温泉「さくら湯」に入りたかったので、熊本市内の渋滞が気にはなったがずっと国道3号線を走った。



さくら湯は何度か改修された後の昭和50年から再開発ビル内で営業していたが、平成24年に木造伝統工法により再建された。建物は道後温泉を小ぶりにした感じで、表と裏の両方に玄関があるような造りになっている。



 国道とは反対側になるこちらが入浴者の入口で入口左の白いポストのようなものは、飲泉用の湯口になっている。温度は30度くらいで無味無臭だった。帰りがけに10リットルほど汲んできた。

浴室は石張りで男女1つずつ、浴室の天井は三階分くらいの吹き抜けで気持ちのいい空間だ。洗い場も近代的。お湯は無食透明でぬるめ、温度表示は36度だった。男湯は中心にΩのような形の仕切りがあって、この中は少しだけ温度が高いようだ。浴槽の縁が大理石ですべすべして気持ちいい。
 アルカリ性低張性高温泉で成分総計0.24グラム/Kg、主な成分はナトリウムイオン60mg、炭酸イオン42mg、炭酸水素イオン21mg。肌がつるつるする気持ちのいいお湯で、指をこすり合わせたら少しぬるぬるする。木造の天井が高いので熱気がこもった感じがなく、いつまでも入っていられそう。

 さくら湯の建物内に貴賓湯の「龍の湯」があり見学できる。天井の龍の絵が見事。





 お湯から出てお昼を食べてどんどん走ってきたが、結局のところ道の駅「いとだ」まで。この先の道の駅は「きららあじす」でこのまま行くと到着が20時前ということだったので、仕方なし。12月の天草の旅の時と同じく明日は240キロ走って家に帰ることになる。

 本日の走行は152.8キロ、燃費は11.0Km/Lだった。




 
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出水の鶴の飛び姿に満足して鹿児島からの帰路につく (2016/2/7)

2016年02月07日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016
 朝できるだけ早めに出水市ツル観察センターにやってきた。ここは二度目だ。観察センターのかなり手前から農道の左右の田んぼの中で集団で、または二羽でえさを摂っている。驚かさないように10キロくらいの速度で走っていく。実はここ出水は世界最大の鶴の越冬地で毎年1万羽以上の鶴がやってくるそうで、今年の1月10日の調査では、17,005羽を数えたらしい。そして1月31日より少しずつ北帰行が始まっているそうだ。



 ツル観察センターの正面には餌が撒いてあるのだろう。夥しい数の鶴がひしめいている。



やや小型で黒っぽい方がナベヅルで少し大きく明るいグレーで目の上に赤いたんこぶがあるのがマナヅル。両方が入り混じって餌をついばんでいる。時折、数羽が飛び立つこともあるがすぐに離れたところに着地するようだ。



こうして二羽で飛んでいると絵になる。

北のほうの田んぼの上空で数十羽の鶴が数群に分かれて飛び交っているのが見えたので、そちらにクルマを走らせた。既に先着している観察者が10台くらいの車を停めてカメラや双眼鏡で上を見ていた。それに加わって双眼鏡とカメラで鶴を追う。鶴は飛んでいる姿が美しい。





 飽きることなく見ていたが、そのうちフッと上空から姿を消した。もうすぐ昼時でもあるので、クルマの中でさつま芋を入れたお粥を作って、ふうふう言いながら食べて、見るものもお腹も満足して出発することにした。

 最後の鹿児島のイベントは100円温泉。今日は出水市の天然温泉ぬくもりの湯。



無色透明のアルカリ性低張性高温泉で成分総計は0.6グラム/Kg。主な成分は塩素イオン210mg、ナトリウムイオン184mg、炭酸水素イオン126mgなどだ。内湯は深い湯や気泡ぶろ、寝湯、電気ぶろなど多彩。露天風呂には歩行浴槽もあり、20分ぐらい開聞岳登山での太もものリハビリに励んだ。

 これで鹿児島県を後にして帰ろう。下道を走って2泊3日で帰り着くだろう。本日は道の駅「うき」で車中泊。

 本日の走行は120.3キロ、燃費は10.7Km/Lだった。



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美山の薩摩焼の里を訪れた後国道3号線を北上して長島の道の駅「黒之瀬戸だんだん市場」に (2016/2/6)

2016年02月06日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016
 今朝は美山の沈壽官陶苑に行ってみた。残念ながら本日は休業で有料の歴代作品の収納庫は見学できなかったが、門は開いていたので庭やギャラリーを見学することができた。繊細な作りの白薩摩はなかなかいいお値段のモノが多い。







茶室の前の庭には紅梅、白梅が咲き始めだ。





 美山では基本的に自分の窯の作品をそれぞれが展示して販売しているようだ。たぶん唯一、美山陶遊館というところでいくつかの窯元の作品を展示していたので、そこを見てきた。ここでは陶芸体験教室が行われていて2つの教室では大勢の人が楽しそうに作っていた。





 結局、自分の使い方に適合するものがなく、一般的なものは帯に長すぎるものばかりで、手を出さずに帰ってきた。

 昼食の後で今日の温泉は、くしき野白浜温泉みすまるの湯に100円で入浴。少し小高いところにあって、露天風呂からは東シナ海が一望できる。





 お湯は水にコーラを少し入れたような淡い褐色透明。弱アルカリ低張性高温泉で成分総計は3.76g/Kg、主な成分は塩素イオン2010mg、ナトリウムイオン1140mg、炭酸水素イオン203mg、カルシウムイオン147mg、メタケイ酸124mgなどだ。これでも露天風呂の浴槽の縁には乳白色の析出物が層をなしている。ところが湯船の底や側は真っ黒に染まっているという不思議なお湯だ。内湯は熱湯、ぬる湯とあるが、露天はかなりぬるい湯で長湯の自分としてはなかなかいい。ただ冷めないようにということだろうが少しくたびれた銀マットを数枚ほど浴槽に浮かべたままにしていたのは頂けない。お湯はじゃぶじゃぶ内外共に源泉かけ流しのようだ。

 お湯から出たら強い風の中を再び国道3号線に出て北上して道の駅「阿久根」に入ってみた。しかしここは国道と海の間の狭いスペースに無理やり作った道の駅のような感じで、今日は風が強く駐車場にしぶきが飛んできそうなので、ここでの車中泊はあきらめた。さらに走って長島に渡ってすぐの道の駅「黒之瀬戸だんだん市場」にやってきた。ここの駐車場も道のすぐ横だが、目の前の国道389号線はこの島で行き止まり、その先の天草に渡るフェリーは深夜は休みなので静かになるだろう。



道の駅の裏手の展望台に上がってみた。夕刻の「黒之瀬戸」だが、夕日はこの海峡よりもかなり右の方の山の上に沈むようだ。ただ今はかなり雲が厚くて夕焼けも何も見えず、風が冷たいので早々に産直品売り場に戻ってきた。生簀の鯖が1,500円。刺身でたべたら美味しいいだろうな。奥が鯖嫌いなので、残念ながら目をつぶった。



本日の走行は127.9キロ、燃費は10.1Km/Lだった。



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知林ヶ島を見て指宿温泉から池田湖に行く、そして道の駅「川辺やすらぎの郷」に(2016/2/5)

2016年02月05日 | 2016/1-2鹿児島のたび 2016
 久しぶりに山登りをしたら太ももの前側の筋肉が痛くて歩くにも大変な有様だ。昨日の温泉もシップ剤もあまり効果はなかったようだ。時間が解決するのかな。

 今朝の道の駅「いぶすき」では風が強くて、風の音とともに時折クルマが揺れるほどだ。天気予報では指宿市は3メートルの北風だが、ここは少し海に突き出した高台だから、風当たりが強いのか。そんなことを考えながら、体が重いし足が痛いのでふとんの中でグズグズしていた。結局起き出したのが10時頃になった。

 今日の最初の立ち寄り先は、指宿にある知林ヶ島。



3月から10月にかけての中潮、大潮の干潮時に砂州で島までつながるそうだ。今はシーズンを外れているので見ることはできないが、駐車場から見ると島との間に浅くなって波が立っているラインが見える。痛い足を引きずって砂浜を歩いて砂州の先端まで行ってみた。



島までずっと浅いところがつながって、そこで波ができている。よく見ると左側(北側)よりも右側の水面が低いようで左から右に海水が流れているように見える。さてはちょうど引き潮で錦江湾側から外海に潮が流れているのだな。これで砂が流れていってしまわないのが不思議なところだ。逆に満ち潮の時は砂がまた戻ってくるんだな。

 この後今日も100円温泉のクーポンで、休暇村指宿で入浴する。



ここのお湯も昨日のシーサイドホテルと似た感じだ。それはそうだ、すぐ近くだから。薄い黄緑色でわずかに濁っている。成分総計が17.26g/Kgで各成分ともシーサイドホテルよりもほんのすこし少ない。それでも素晴らしく濃い温泉が。うれしいことにここには露天風呂があって、気持ちよく入浴することができた。

 指宿市内で昼食と夕食を買って池田湖にやってきた。





湖越しに眺める開聞岳は裾野が手前側の山に隠れているので、富士山に似ている。池田湖も風があるのに静かな湖面を見せている。ここでクルマで昼食。

 この先枕崎まで行くつもりだったが、時間的に苦しいので道の駅「川辺やすらぎの郷」に直行する。



ここには初めてきたが、産直品も充実しているし、駐車場の傾斜も穏やかで道路のすぐ横にあっても、その道路が県道であまり通行量がない。車中泊場所としても静かに眠ることができそうだ。

 本日の走行は69.8キロ、燃費は9.5Km/Lだった。


 
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