さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

気になったニュース 220402b

2022-04-02 13:19:06 | be short


・ロシア軍、キーウ近郊から後退 オデーサに攻撃。
ロシア軍とウクライナ軍の激しい戦闘が続く中、1日はロシア軍が首都キーウ(キエフ)の周辺地域から後退し、ウクライナ軍はより多くの地域を奪還した。ただ、ロシアはウクライナがロシア西部ベロゴロドの燃料貯蔵庫を攻撃したと非難したほか、ウクライナはロシア軍によるオデーサ(オデッサ)の重要インフラに対する攻撃を未然に防いだとするなど、緊迫化した情勢が続いている。

<ロシア軍、キーウから後退 近郊では戦闘継続>
ウクライナ大統領府のアレストビッチ顧問は「ウクライナ軍が(キーウの)北西部および北東部の両地域で敵軍を追い払い、キーウから遠ざけた」とし、ロシア軍が首都キーウから後退していると明らかにした。軍の一部はウクライナ東部での戦闘に向かったとしている。当局者によると、ウクライナ軍はキーウ北部のブチャとイヴァンキフを奪還。ウクライナ軍も、近隣のボロディアンカが解放されたとし、同地で撮影したとする写真を公開した。ただ、キーウ近郊の一部地域では依然として激しい戦闘が続いており、キーウの西約35キロのドミトリフカでは、破壊された戦車からなお煙が立ち上り、付近の路上にはロシア兵少なくとも8人の遺体が横たわっていた。

<オデッサにも攻撃>
ウクライナ南西部オデーサでは住宅地が3発のミサイル攻撃を受け、怪我人が発生。オデッサ州のマルチェンコ知事によると、ミサイルはロシアが2014年に併合したクリミア半島に設置されているイスカンダル・ミサイルシステムから発射された。また、ウクライナ軍は オデーサの重要インフラに対するロシア軍の攻撃を未然に防いだと表明。ロイターはこの情報を確認できていない。

<ロシア西部べロゴロドの燃料貯蔵施設で火災>
ウクライナに近いロシア西部べロゴロド州のグラドコフ知事はこの日、越境してきたウクライナの軍用ヘリコプター2機が低高度からべロゴロド市内の燃料貯蔵施設を攻撃したと対話アプリ「テレグラム」で明らかにした。ロシアが2月下旬にウクライナに侵攻して以来、ウクライナ側によるロシア領への空爆が指摘されたのは初めて。ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニーロフ書記は攻撃を否定。ウクライナ国営テレビで、「ロシアは何らかの理由でウクライナが攻撃したとしているが、われわれの情報に基づくと現実と一致しない」と述べた。べロゴロドはロシア軍の重要な兵たん拠点の一つ。ロシア大統領府のペスコフ報道官は、この件に関してプーチン大統領に報告されたとし、「交渉継続に快適な条件だと受け止めることはできない」と指摘。ロシアはウクライナとの和平交渉に影響が及ぶ可能性があるとの見方を示している。

<マリウポリの人道回廊開かれず>
ロシア国防省は3月31日、ウクライナ南部マリウポリからザポロジエへの人道回廊を4月1日に開放すると発表。ただマリウポリ市長の側近はこの日、ロシア軍に包囲された同市に入ることができない状況で、脱出することも「非常に危険」との認識を示したほか、ドネツク州のキリレンコ州知事は「ロシアは人道支援物資の輸送を可能にすると確約したにもかかわらず、実施できていない」と「人道回廊は基本的に開かれていない」と述べた。赤十字国際委員会(ICRC)は、民間人を避難させるためにマリウポリに向かっていたICRCの車両が先に進めなくなり、ザポロジエに戻らざるを得なかったと明らかにしている。ウクライナ大統領府のキリロ・ティモシェンコ副長官は1日に合計6266人が人道回廊を通って避難したと表明。このほか、ウクライナとロシアが捕虜交換を行い、86人のウクライナ兵が解放されたと明らかにした。何人のロシア兵が開放されたかは明らかにしなかった。(ロイター電より)

・欧州議会議長がキーウ訪問 EUの連帯表明。
欧州議会のメツォラ議長が1日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問した。ウクライナ議会で演説したほか、ゼレンスキー大統領と会談した。ロシアのウクライナ侵攻後、欧州連合(EU)機関のトップがキーウを訪問するのは初めて。メツォラ氏は議会で議員らに「よいときも、悪いときも我々は皆さんとともにある」と表明した。その上でロシアへの追加制裁を検討すると約束。欧州議会としてウクライナのEU加盟を支援するとも力説した。侵略された都市や破壊されたインフラの再建を支援する意向も示した。ゼレンスキー大統領とはテーブルを挟んで握手する写真をツイッターに投稿した。メツォラ氏はキーウにどんな手段で訪れたかは明らかにしていない。欧州では、3月半ばにはポーランド、チェコ、スロベニアの3首相が鉄道でキーウを訪問し、ウクライナへの連帯を伝えた。(日本経済新聞より)

・米、ロシア・ベラルーシの120団体に輸出規制。
米商務省は1日、ロシアとベラルーシの企業や研究所など計120団体に輸出規制を発動すると発表した。ウクライナ侵攻に必要な軍事品の調達などに関与したため、追加で経済制裁を科す。電子部品や造船、コンピューター、ミサイルなどの生産や開発に携わる企業を「エンティティー・リスト(EL)」に追加した。ロシアが96団体、ベラルーシが24団体。米国製品の輸出を事実上禁じる。制裁対象の企業は軍事品を製造していたり、ロシア軍の能力向上のために必要なハイテク製品を調達したりしている。ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍に打撃を与える狙いだ。レモンド商務長官は声明で「(今回の追加制裁により)さらにロシア経済を孤立させる」と述べた。バイデン政権は日本や欧州連合(EU)と協調してロシアへのハイテク製品の輸出を禁じる制裁を科した。追加制裁でプーチン政権への圧力を一段と強める。(日本経済新聞より)

・プーチン大統領 支持率 “4年ぶりに80%超” 独立系の調査機関。
ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアのプーチン大統領の支持率が、およそ4年ぶりに80%を超えたと独立系の世論調査機関が発表しました。民間の世論調査機関「レバダセンター」が3月24日から30日にかけて、ロシア国内の18歳以上の1632人に対面で調査したところ、「プーチン大統領の活動を支持する」と答えた人は83%に上り、「支持しない」と答えた15%を大幅に上回りました。去年11月の時点で63%にまで落ち込んでいた支持率は、ウクライナ国境周辺にロシアが軍の部隊を展開させるようになって以降徐々に上がり、ことし2月にロシアがウクライナに軍事侵攻する直前に行った調査では71%でした。その後の1か月で支持率が12ポイント上がった形で、2018年4月以来およそ4年ぶりに80%を超えました。また「ウクライナへの軍事行動への賛否」について尋ねた調査では「明確に賛成する」「どちらかといえば賛成する」が合わせて81%で、「明確に反対する」「どちらかといえば反対する」が合わせて14%でした。特に、大統領を支持すると答えた人だけで見ると、合わせて89%が「賛成する」と答えています。一方で年齢別に見ると、55歳以上の64%が「明確に賛成する」と答えたのに対して、24歳までの若い世代では「明確に賛成する」は29%にとどまりました。こうした結果について「レバダセンター」は「政権によるプロパガンダを信じる国民が多いことを示している。地方の人たちや高齢者はプロパガンダを伝える国営テレビが情報源であり、都市部の若者たちがSNSなどから真実を得る状況とはまるで違う」と分析しています。「レバダセンター」は2016年、プーチン政権によっていわゆる「外国のスパイ」を意味する「外国の代理人」に指定され、圧力を受けながらも独自の世論調査活動や分析を続けています。(NHK NEWS WEBより)

・優勝経験2カ国と対戦の日本、鍵は初戦のドイツ戦。
今冬に行われるサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会の組み合わせ抽選会が1日(日本時間2日未明)、ドーハで行われ、7大会連続7度目の出場となる日本は1次リーグE組で、スペイン、ドイツ、大陸間プレーオフのコスタリカ(北中米カリブ海予選4位)−ニュージーランド(オセアニア予選1位)の勝者と対戦する厳しい組となった。1次リーグのA〜Hの8組のうち、W杯優勝経験のあるチームが複数入ったのはE組だけ。日本が目標に掲げるベスト8入りを果たすには、E組2位以内を確保して1次リーグを突破しなければならない。通過のボーダーラインは1勝1分け1敗の勝ち点4とされており、大陸間プレーオフの勝者との試合に勝った上で、W杯優勝経験のあるスペインとドイツのどちらかとは最低でも引き分ける必要がある。最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングはスペインが7位、ドイツが12位、コスタリカは31位、ニュージーランドは101位で日本は23位。日本の過去の対戦成績は、スペインとは0勝1敗、ドイツとは1分け1敗。対戦は11月23日の初戦がドイツ、同27日の第2戦が大陸間プレーオフの勝者、12月1日の1次リーグ最終戦がスペインの順。E組最上位のスペインとは、できれば余裕を持って戦えるようにしたい。そのためには最初の2戦を1勝1分けで終える必要があり、中でも初戦のドイツ戦が鍵を握ることになりそうだ。過去の大会を振り返ると、初戦を手堅く戦う印象のあるドイツだが、2018年の前回W杯ロシア大会は初戦でメキシコに0−1で敗れ、2004年の欧州選手権では初戦のオランダ戦で引き分けて波に乗れず、ともに1次リーグ敗退に終わった。日本はドイツとは2006年W杯ドイツ大会直前の強化試合で2−2で引き分けたことがある。このときは高原直泰の2ゴールで2点を先制し、終盤に追いつかれた。同じように先手を取る戦いができれば、相手を揺さぶることができる。他の組を見ると、連覇を狙うフランス、FIFAランキング1位のブラジルは比較的楽なグループか。開催国カタールは実力のあるオランダ、アフリカ王者のセネガルと同居する苦しいグループ。高いレベルで実力が拮抗した「死の組」に該当するグループはないように思える。(産経新聞より)


欧州議会議長が、いつミサイルが飛んできてもおかしくないキーウを訪問したとのニュースには驚きました。EUのウクライナ支援への気の持ちようが分かります。ロシアでのプーチン人気はウクライナに武力侵攻して益々高まったというから恐ろしい。ロシア人は法より力を頼りにし、警察よりマフィアの支配を選ぶ(モスクワ市内)というからムベナルカナでしょう。W杯の組み合わせは残念というよりドイツとの戦いが初戦でみられるという幸運に恵まれたというべきでしょう。将来の決勝戦がもうすぐみられるのですから・・・
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気になったニュース 220402a

2022-04-02 09:04:34 | be short



ウクライナ情勢を伝えるBloomberg News をそのままコピーします。

・チェルノブイリ原発監視団が現場へ-EUは中国に警告 2022年4月1日 13:10 JST 更新日時 2022年4月2日 3:46 JST
ウクライナとロシアの交渉担当者は1日、オンライン形式で会談した。ロシアは停戦に向けたウクライナの提案への対応を準備していると、ラブロフ外相が語った。中国の習近平国家主席は欧州連合(EU)首脳に対し、ウクライナ情勢への「深い遺憾」の意を表明した。EU首脳は中国が少なくとも対ロシア制裁を妨げることがないよう期待していると述べた。  ロシアは、ウクライナ国境に近いベルゴロドの石油施設がウクライナ軍のヘリコプター2機によって攻撃されたと明らかにした。ウクライナ側の発表はない。ウクライナ軍は南部ヘルソンの幾つかの村をロシア軍から奪回したと主張している。

▽ズベルバンクの英子会社、破綻に直面
ロシア銀行最大手ズベルバンクの英国子会社が、破綻に直面している。ロシアのウクライナ侵攻に対する制裁措置の余波が広がっている格好だ。

▽ロシア軍がチェルノブイリ原発から撤退、IAEA監視団が復帰準備
国際原子力機関(IAEA)の監視団は、ロシア軍がチェルノブイリ原発からの撤退を完了しウクライナ側が管理を再開し次第、現場に復帰する準備を進めている。グロッシ事務局長はウィーンで、監視団が「間もなく」現場に入ると明らかにした。

▽EU、中国に対ロシア支援で警告
欧州連合(EU)は1日、中国との首脳会議でウクライナでの戦争を終わらせるための支援を期待していると表明し、最低限でも国際的な対ロシア制裁を妨げることがないよう促した。一方、中国外務省の華春瑩報道官は、習近平国家主席がEU首脳に対し、ウクライナの現状に「深い遺憾」を表明したとツイート。李克強首相はEU首脳に対し、中国はウクライナに関して国際社会とともに建設的な役割を果たす意向だと述べた。

▽ロシア交渉団トップ、ウクライナとの協議再開を確認
ロシアの交渉団を率いるメジンスキー大統領補佐官は1日、ウクライナとの協議がオンライン形式で再開したと、自身の「テレグラム」チャンネルで明らかにした。ドンバス地方とクリミアに関するロシアの姿勢は変わっていないとも主張した。ウクライナのポドリャク大統領府顧問も協議が続いていることを確認した。

▽ガス代のルーブル払い要求、ガスプロムが顧客に説明開始
プーチン大統領が欧州を含む「非友好的な」国にガス代金のルーブル払いを要求したことを受けて、ロシア国営ガス会社ガスプロムは顧客に支払い方法の説明を開始した。ドイツ政府は詳細を依然調査中で結論を出すのはその後だと、ビューヒナー報道官が記者団に述べた。一方、ロシア大統領府はガスの供給を継続すると示唆。4月分の代金支払い期限は、同月下旬か5月の早い時期だと主張した。

▽ロシア、ウクライナ案に対応準備中-ラブロフ外相
ウクライナが行った安全保障の確約と戦争終結に関する提案についてロシアは対応を準備していると、ラブロフ外相がニューデリーでの記者会見で語った。ウクライナの非核化と中立に関する案をロシアは話し合う用意があるとしたほか、クリミアとドンバス地方の現実に対してウクライナが「いっそうの理解」を示していると述べた。

▽南部ヘルソンと北部チェルニヒウの複数の村、ウクライナが奪還
南部へルソンの11の村と北部チェルニヒウの複数の村を奪還したと、ウクライナ軍の一般幕僚が明らかにした。両地域での砲撃の激しさは減ったものの、ハルキウの中心部では3月31日夜にミサイル攻撃があった。

▽ロシア、一部非居住者による国外への外貨送金を停止
ロシア中央銀行はウェブサイトに1日掲載した声明で、同国に制裁した「非友好的」な国の非居住者(個人・企業)によるロシアからの外貨送金は6カ月間停止されると発表した。ロシアの証券会社口座からの外貨送金も停止される一方で、ロシア国民向けの外貨送金規定は緩和。個人はロシアの銀行口座から月1万ドルまでを国外にある個人の口座に送金できるようになる。

▽世界はウクライナ戦争の影響を過小評価-OECDチーフエコノミスト
経済協力開発機構(OECD)のチーフエコノミストであるローレンス・ブーン氏は、ロシアのウクライナ侵攻による経済への長期的影響を各国政府は十分に認識していないと指摘した。同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、世界は「この戦争の中期的な影響を過小評価していると思う。戦争が長引くほど不確実性が増し、不確実性は消費者の支出や企業の投資を妨げるため、懸念が高まる」と語った。

▽サハリン1からも撤退せず、エネルギー安全保障で重要-岸田首相
岸田文雄首相は1日、ロシア極東サハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン1」について、日本は撤退しない方針だと表明した。参院本会議で答弁した。岸田首相は、サハリン1、2について「自国で権益を有し、長期かつ安価なエネルギー安定供給に貢献しており、エネルギー安全保障上、重要なプロジェクトだ」と指摘した。サハリン2については前日に撤退しない方針を表明していた。

▽ロシア、4月4日満期国債14.5億ドル買い戻し
ロシアは4月4日償還の国債20億ドル(約2440億円)相当の大部分をルーブルを使い買い戻した。これにより、償還日の国債保有者へのドルでの支払額は大幅に減った。

▽バイデン氏、戦略石油備蓄の大量放出命じる
バイデン米大統領は3月31日、米国の戦略石油備蓄から1日当たり100万バレルを今後6カ月間で放出する計画について、外国からのエネルギー供給への依存脱却を達成する礎を築くものになると説明した。また、今年に入ってからのガソリン価格高騰について、「プーチンによる価格押し上げ」だと表現し、ウクライナ軍事侵攻を命じたロシア大統領を非難した。

▽国連、スムイに支援物資届ける-他の地域には配給できず
国連は支援部隊がウクライナ北東部スムイに到着し、食糧や医薬品などを届けたと明らかにした。ただ激戦地マリウポリなど他の地域にはなお物資を配給できていないとした。

▽ロシア軍がチェルノブイリ原発から撤退開始、放射線被ばくで-ウクライナ
ロシア軍は占拠していたウクライナのチェルノブイリ原子力発電所から撤退を開始したと、ウクライナの国有電力会社が明らかにした。同原発の高汚染地域で塹壕を掘ったことから兵士が大量の放射線に被ばくしたためだとした。ただIAEAは被爆の報告を確認できていないとし、「さらなる情報を求めている」と説明した。

以上


ロシア軍がウクライナ全土向け攻撃体制を少し変えた結果、一部の地域でウクライナ軍が優勢との報道につながっていますが、ロシア軍がウクライナを荒廃させていることには違いはありません。EUは中国に「欧米のロシア制裁を邪魔しない対応をロシアに取るように」といったようですが、表現は抽象的であり、また習主席に直言したものでないため、中国にとっては後日ロシア支援について言い訳可能なようなものでしょう。世界平和のために ロシアが「ウクライナ侵攻は誤りだった」と「ウクライナに与えた損害については全て賠償する」と はならないのでしょうか?


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