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<米ロサンゼルスの裁判所は30日に、米コーヒーチェーン大手スターバックスなど販売業者に対し、コーヒーに発がん性成分が含まれているとの警告を表示すべきとの判断を下した。・・・・・原告団体側の主張、発がん性が指摘される化学物質「アクリルアミド」が、コーヒー豆の焙煎で生じるので、この化学物質を取り除くか、警告表示をするかのいずれかを求める主張が認められた(共同)>2018年3 月 31日の産経ニュース「コーヒーの発がん性警告を LA裁判所、スタバなど販売者に命令」より抜粋
コーヒー豆の焙煎で 発がん性化学物質「アクリルアミド」が出るので、コーヒーの消費者に警告せよ という判決が 業者に下されたものです。
注)アクリル‐アミドとはコトバンクによると、アクリルニトルの加水分解によって得られる無色の結晶。重合体は接着剤・塗料・合成繊維に用いるもので、発がん性をもつとされ、日本では劇物に指定。炭水化物やアミノ酸を多く含む食品を高温調理すると生成する化学物質 とのこと。
「アクリルアミド」とは初耳でした。
何時から「アクリルアミド」の危険性が分かったのだろうかと All About 健康 医療 情報をみると:
どうも 2002年にスウェーデン国立食品局 (NFA) が問題視 し始めたらしい。
そして日本では 2011年~ 2016年に 食品安全委員会が 日本人の「アクリルアミド」の摂取量を調べ、平均的な摂取は 高温調理した野菜(炒めたもやし、炒めた玉ねぎ、炒めたレンコン、炒めたキャベツ、フライドポテトなど)からが56%、 飲料(コーヒー、緑茶、ウーロン茶、麦茶等)からが17%、菓子類・糖類(ポテトスナック、小麦系菓子類、米菓類等) からが16% と発表。あわせて 日本人の「アクリルアミド」の摂取量は海外と比べて同程度かそれ以下であり、がん発症については、明確にはいえないが、公衆衛生上の観点から多量の摂取には 気を付けよう との(歯に衣を着せたような)結論を出している。
アクリルアミドは、食品中のアスパラギンと果糖/ブドウ糖などの還元糖が、「揚げる」「焼く」「炙る」等の 120℃以上の加熱調理をされ、食材に含まれる水分が減ることで 生成するもので、水を利用した調理法 即ち「蒸す」「煮る」「茹でる」などが アクリルアミドの発生を抑える 有効な調理法で おすすめ/安全とありました。
コーヒーは 和食に合うということなのでしょうか?
朝のコーヒーは外せないので 朝食は トースト → 卵蒸しパンとゆで卵、 昼食は マック → ざるそばに、 夕食は 豚肉の生姜焼き → 肉じゃが or 鯖の煮つけに なるということ?
何日も持ちません(ね)
カフェイン・レスならぬ アクリルアミド・レスのインスタントコーヒーが 早く出てくることを期待しましょう。