<小池氏自身はパリからのテレビ中継で、衆院選の敗北については、「おごりがあった。みなさんを不快にさせた私の言動があった」と責任を認めたものの、「今後の党の運営など責任をもって進めていきたい」とちゃっかりと続投宣言。
小選挙区での落選が濃厚となったある希望の前職候補者はこう語る。「小池さんの続投宣言には呆れた。きちんとした党本部もつくらず、中枢への唯一の連絡先だった若狭さんも落選という有様では、もうしょうがないね。今は自分の比例復活を信じて待つしかない。小池や希望の党がどうなるかなんて、もうどうでもいい。先のことなんか何も考えられないよ」
小選挙区で当選した議員の一部は、すぐに離党して新党を立て、立憲民主党と組んで野党第一党になる、という話もすでに浮上しています」 同じく深刻なのは、希望への予期せぬほどの「逆風」によって落選の憂き目を見た候補者らにも、不満が鬱積する。東京ブロックから小選挙区に出馬したある候補者の周辺はこう語る。「選対本部からの指示などはまったくなかった。選挙中、小池氏の応援を何度も要請しましたが、とうとう最後まで一度も来てもらえなかった。隣の選挙区の候補者は幹部候補だからなのか何度も応援に入っていたのに、あまりに不公平と感じました。すぐ近くで小池氏が複数の候補者と演説会を行った時にもうちの候補は参加させてもらえず、事前に連絡すらなかったんです」
こうした声に対し、前出の小池氏に近い関係者も、急ごしらえだった党の体制の問題点は認め、次のように語る。「今回の選挙戦でも事務局機能含め、やっつけ感が否めなかった。来年1月に予定する党大会までに党規約、綱領をしっかり固めたい」
古巣の自民党からも厳しい声が聞こえる。反安倍の急先鋒の中堅議員はこう吐き捨てた。「せっかく安倍退陣がそこまで見えていたのに、小池の自滅でぶち壊しだ。小池の“排除”発言さえなければ、今頃、自民党は大変なことになっていたぜ。過半数ぎりぎりで、政局になり、安倍さんは代わっていたよ!せっかく、期待していたのに、もう小池人気も終わりだろう。小池の自滅が今回の選挙戦のすべて」
パリから帰国後、小池氏はこの難局をどう乗り切るのか。(本誌 小泉耕平 村上新太郎)>2017年10月23日付 週刊朝日 オンライン限定記事「大敗も“厚顔”小池百合子は続投宣言 「あきれた」と希望議員らは猛反発 パリから帰国後は居場所なし」より抜粋
マスコミはどこもかしこも 小池希望の党代表の 責任論を これに近いように ぶち上げている。
まあ 特に民進党で 前議員で 素直に民進党代表者の意見を信じて 政治理念や政策を少しゆがめても希望の党に入党し、希望の党から立候補して 選挙で負けた者は 期待が大きかっただけに 自分の愚かさの怒りも大きく(?) 責任を誰かに擦り付けたいのでしょう。
前民進議員で 希望の党から出て当選した議員も 古巣的な立憲民主党の方が勢いがありそうと 次の選挙のことを考えて(?) 希望を離党して立憲民主へ入党する方も大勢いるでしょう。
地盤も後援者もあまりなく 波に乗れば政治家になれる 一千万出せばと 初当選を信じて希望の党から出馬て落選した方々も 一千万円返せと 希望の党代表に迫りたい 少なくとも代表には責任を取って辞めてもらいたい と思っている方は多いでしょう。
でも皆さん大人ですよね。
何を言おうと カラスの勝手ですが…
マスコミも 記事を売るために 次の激情を求めて 掻き立てて その雰囲気(小池氏辞任)を 盛り上げているようにも思えます。 必要以上に 人心の盛り上げを画策するマスコミは 米国のマスコミの 反トランプ的でもあるような気もします。
押しかけで希望の党に入ってきて 排除だの踏み絵だの文句を言って 右だ左だのごっちゃだった民進党とは違う と希望の党を 表に裏に文句を言っている議員たちって 政党とは何なんでしょう と考えたことはあるのでしょうか?
希望の党は 議員が(立憲民主党へ党替えして)半分以下になっても 政治理念や政策を押し通す(アピールする)大チャンスかも。
希望の党が負けたのは 安倍さんの速攻作戦が当たって 政党というか 政策作成というか 選挙というか 準備が十分にできなかったことと、立候補者が十分に育っていなかったことと、マスコミ対応が下手だったことでしょう。
小池さんのファンではありませんが 小池代表には 辞任などせずに オープンな中道右派の政党づくりを さらに進められることを期待しています。