11月下Ⅴ

隣り合う
ハイビスカス
仲良く並んでいるというより
言い合いをしているように見えませんか？

群馬の安中市で起きた
妻殺し・放火事件は
屋根の修理費を
共稼夫婦のどちらが払うかの
争いであったという

欧州の
共稼ぎの世帯では
夫婦は大概
夫々の口座から生活費を捻出する
生活費の横割り分担に問題が
出そうな相手とは
婚姻関係へは進まない
共稼ぎとなる
その時の
取り決めを大切にしています

ロマンのある
共稼ぎ・新生活のスタートに
生活費の分担などで
煩わされたくないとする風潮が
もしどこかに残っていれば問題だ

たかが・・・されどお金

楓Ⅳ

色付き始めた
楓に
小さな虫食いの穴
まるでポケットの穴のようです

ポケットの穴は
手を入れる癖を直すためと
よく
ポケットの穴を
そのままにしたものだった

年々大きくなる
ロボットの産業需要
大体が人の手作業を代行するもので
道具を使うという
人の特徴も
特徴でなくなる日を予想させるほど

単純作業から
高度に繊細な作業へと
変わる手の役割

これからは
手先の保護のため
ポケットの穴をそのままにする
不精は許されない
どうだろう．．．

11月下Ⅳ

「shabbyな菊ですね」と話しかけると
「そうですね　寒くなりましたね」と
返ってきた

発音が悪いと
思わぬ会話となってびっくりする

shabbyといえば
欧州では
日本人を着ているもので
見分けるという

現地人には
日本は不動産価格が高く
手が出ないので衣料品など身近な物に
お金を使う傾向だと説明していたが
バブル崩壊以降は
日本の四季が長年ＤＮＡに影響し
美と変化に対するセンスを育てた結果と
変えました

年金・増税の不安に
国会・経済・株価は冴えず
些細な動機による
恐ろしい事件が続く社会だが
センスのよさで
これらもほどなく収束だ
収束して欲しいがどうだろう．．．

薔薇42

夕日のような
赤橙の薔薇の花
晩秋を盛り上げる

夕日といえば赤い空

夕暮の太陽は
大気中の通過距離が長く
大気に含む塵や水滴の影響を
一番多く受けるもの

光の屈折率の少ない
長い波長の橙赤色が
塵や水滴に散乱されず
地上にとどいて
夕焼けとなるという

晩秋の薔薇の花
夕日カラーが
お似合いです

コダチダリア

天高く
そびえるダリア
爽快だ

昨今は
集中力と称しては
目先のものに
基礎固めと称して
足元に
どうしても
視点は偏りがちだが
たまには
先を
見上げるのもいいことだ

背の高い
木立ダリア
来年はもっと高く
咲くだろう．．．

ダリアⅧ

お風呂上りの
顔色のようなダリアです

お風呂は
疲れをとるので
毎日でも入りたいが
体内の水分がかなり出るので
水分補給が大切だ
しかも
吸収力の早い水が
効果的

水は
分子の結合単位が
多きくなったり
小さくなったりするが
分子の集り具合の
小さいほうが
細胞膜を通過しやすく
吸収力があるようだ

純水は
細胞内のミネラルを
逆に外に出してしまうので
体に良くはない

お風呂の前後は
濾過・磁力・遠赤外線などで
水分をクラスター加工化した
ミネラル水が良いようだ
どうだろう．．．

菊11

細めの
花びらは
もう少し太目が
良いようです

1年前
BMIが１４であった
ファッションモデルが亡くなってから
モデルの痩せ過ぎが
問題となっている
２ヶ月前
ミラノで発表された
拒食症となったモデルの写真も
ショックであった

スぺインでは
体格基準・BMI指数で
１８以上を
ファッションショーの
ランウェイ出場資格としたというが
ミロのヴィーナスのBMIは２２

今や
美しさの基準となった体重
一番コントロールしやすくて
一番
その維持が難しい．．．

２２×m身長×m身長の体重に
再々．．．度の挑戦だ

コンギク

紺菊は
寄り添う
ほのぼの
六人家族のようです

お正月に撮る記念写真のようですね

価値観の多様化
加速する時代変革
職の分業化
社会保障の充実
重みを増す個の尊厳などの進行から
核家族化は今後も止まらない

感謝祭・クリスマス
お正月・旧正月が
各地で年々盛んになるのは
行事の本来目的が
核家族が一堂に集る
温かさや慶びに
少しずつとってかわられてきているから．．．
どうだろう

菊Ⅹ

ピカソの
絵にある
太陽のような菊です

ピカソといえば
戦争の悲惨さを
白黒の暗い抽象タッチで
描いたゲルニカが超有名

ゲルニカは
1937年４月に
ナチス軍によって
史上初といわれる
無差別空爆をうけたスペインの
北の町

ピカソの
ほとんどの絵は難解だが
太陽とゲルニカは良く分かる

11月中Ⅳ

菊は
まるで
ジェットエンジンの羽のよう

ジェットエンジンといえば
10月末に名古屋で起きた
自衛隊機の離陸失敗と
炎上事故

事故の原因は
姿勢制御装置の配線ミス
機体の上下を感知する配線と
機体の左右を感知する配線が
入れ違いになっていたという

配線整備士と
地上テストの点検者が
ミスを取り調べられているが
誰かが故意に
誤った配線をした疑惑もあるという

テロ対策特措法の
内容を
インド洋上の給油から
国内防衛産業の取り調べに
衣替えしてはどうだろ．．．