さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

花道

2006-03-31 07:58:42 | デジャヴ
気分よく  
また 
急き立てられて 
歩いてきたが 
進むほどに 
人気がない 

「先のことは考えない」
内省と感性が
教えてくれる
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3月下Ⅴ

2006-03-30 08:36:15 | 時の花
桜の下での
母と子の 
お弁当に 
撮影の 
記憶は 
一生もの 
切れないもの
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3月下Ⅳ

2006-03-29 08:36:57 | 時の花
葉の緑と 
チューリップのグラデーションに 
気が静まる 
原色の組み合わせも悪くはないが
「Yes」か「No」を迫られているようで緊張する 
根が いい加減なのだろう 
段階的な色変わりの方が 
身近である
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3月下Ⅲ

2006-03-28 08:43:48 | 時の花
そういえば 
もう夏服を作り始めてた 
薄紫で 
明るい花柄生地を思い出す 
我が家には 
流行の3Cグッズはなかったが 
服地のカラーとカンデラに 
カットの音が あふれてた
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2006-03-27 21:36:22 | デジャヴ
嫌な思い出 辛い記憶は
「消してしまいたい」
消して 消して また消すが 
消すほどに広がる 
この岸辺 
あの岸辺
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山吹

2006-03-26 09:48:51 | 花一匁
山吹を 
古家に見つけ 
新しい担任の一言に 
ショックを受けた昔を 
山吹がそこら中に咲いていた昔を 
思い出す 
気候も気分も和ませる 
山吹に 
光と影が踊っている
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3月下Ⅱ

2006-03-24 08:41:19 | 時の花
白を切ることや  
嘘が見過ごされる風潮には 
数に金  
力が持て囃される世には 
丹誠で清潔感が新しい 
今日も公園の片隅に救われた

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雪柳

2006-03-23 08:55:09 | 花一匁
塊りのようで近づくと
個個
咲き乱れている

白衣の往き来が絶えない
病院を思い出す
髪を洗ってくれた方
採血が上手な方
あの看護士さんはどこだろう

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3月下Ⅰ

2006-03-22 08:42:46 | 時の花
レジ袋に腰を下し
おにぎりとウーロン茶で
一休み

春風が
「そんなに頑張らなくてもいい 
思いつめなくてもいい」と吹いて行く
光と時間 食欲も おいて行く 
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DNA

2006-03-20 08:11:00 | 花一匁
視線は違うが
姿に表情は瓜二つ

街で スーパーで 見かける母娘は 
特に小学生のお嬢さんは
話し方まで お母さんにそっくりだ
ミトコンドリアDNA説がよさそうだ

父系男系社会は 
進化へのアンチテーゼなのだろう
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