新型コロナの感染状況が分からなくなってきました。
あたかも各国の感染対策行動規制の解除をあざ笑っているようです。
日本:
感染者数は第7波より2、3割少ないのに、死者数が最近(28日415人、29日420人、30日326人)急に増えて第7波のピーク時を上回っています。
登録されていない感染者数はかなりいるのではと疑ってしまいます。
これで行動制限なしでいいのでしょうか?
感染症法上の位置づけを第2類からインフルエンザ並みの5類への変更してよいのでしょうか(5類になると治療が自己負担になりますので感染しても治療せずに社会活動を続け感染を広めるリスクあり)?
中国:
毒性が弱いオミクロン株がコロナウイルの主流であると、ロックダウン対策は経済への影響大で且つ習政権への批判につながることから、ロックダウン感染対応を急遽止めた反動が今出ています。
8700万人の四川省では6割の人が感染していて、人口1000万人の西安市では連日300人の死者が出ていると香港紙は伝え、中国では8億人の患者が出ている模様としています。英国の調査会社は中国では連日約9000人がコロナで死んでいるという。
26日にミラノに到着した中国便2便から半数近くの乗客がコロナの陽性者が出たこともあって、日本、米国、韓国、台湾、インド、イタリア、スペイン、フランスは中国人の渡航者に対して入国検査や陰性証明の持参を決めました。ただEU全体としては域内では多くの人が免疫を獲得しているので中国からの渡航者に規制をかけないとしています。観光ビズネス優先ということなのでしょうか?
中国政府は、中国への渡航者には出国前48時間前にPCRの陰性証明が必要だとしているのに対し、国営機関誌は、日欧米印韓の中国人渡航者への検査体制は「根拠なし、差別的、国家システムへの攻撃だ」と非難しています。
日本の空港での検閲は、陽性が出ても、自主隔離となりますので、ざるのような防疫体制です。1月22日から春節が始まり、多くの中国人が国内外に旅行に出ますが、中国発の新たなコロナウイルス(?)が、3年前のように、日本に持ち込まないか心配です。
あざ笑っているのはコロナではなく中国だったりして・・・