さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

こわっ!

2020-01-30 18:44:30 | be short

連日武漢発の新型ウイルス肺炎が報道されています。怖いなーと思う人が大勢いらっしゃるからでしょう。

怖いのは...

1) 中国では毎日約千人が発症し、患者数総計は八千人、当該肺炎が疑われている人数は一万二千人とわれていること。感染の広がりスピードが異常です。中国各地では街を封鎖したり、市内の集会を禁止したり交通機関の遮断は映画を見ているようで怖いです。
2) 感染者の二割の方が重体化していること。働き盛りの四五十代の方が多いような。病は肺に水が溜まり続け呼吸が出来なくなり最悪死に至るものですが治療薬がないことと、予防は、日ごろの手洗いとマスクの着用ぐらいしかないこと。
3) 新型肺炎は世界各国に広がり続け日々患者数が増えていること。各国での予防措置は各様、バラバラで、予防措置の緩い国が怖いこと。緩い国が元凶になって肺炎の世界的な終息にかなりの月日がかかると予想されること。
4) 工場の生産停止、商店の閉店日数の長期化で世界の工場たる中国はもとより中国と交易のある国々にはかなりの経済的なダメージがあること。経済成長が世界で一番のアジアでのダメージが一番大きいと予想されること。
5) 症状が出ない潜伏期間にも、主に飛沫で、周囲に感染させる肺炎であること。潜伏期間に1日~14日と幅があるということは、無症状の感染者が感染元ということは感染の広がりを、ある時点から、食い止められないということでしょう。
6) 致死率が3%で重篤者の割合は然程でもないとしたのでしょう、WHOは、中国に遠慮してか、未だ非常事宣言を出すことに躊躇しています。同じく日本政府は、武漢から羽田空港への帰国者を、観察期間なのに、相部屋に泊めて、その相部屋から新型肺炎の保菌者が見つかっていること。相部屋を堂々と計画した政府の危機意識のなさが怖い。昨日の野党議員は国会で桜問題に専念。国会議員も国民を守ることより安倍政権打倒を優先中?中国は肺炎蔓延を戦争だと(初動対応は失敗したが)必死に戦っているのに、WHO、安倍政権、野党の呑気さが怖い。

どうしよう?
政府が本腰で新型肺炎を食い止める意思が見えるまで、都心に出るのは控えようかなぁ...

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2020年のリスク

2020-01-27 16:20:22 | be short
ニュースを見聞きするうえで年初に予想される世界10大リスクは参考になりますが、今年のユーラシア・グループ(1998年に米国に設立された、政治学上観点から世界99か国を調査する、コンサルティング会社)は次のものを発表しました。

これを私的に訳すと、
1) 米大統領選が不公正と騒がれ、米国内政治の混乱が続くことになる
2) 米中のテクノロジー競争がすすみ、開発に、市場に下圧力がかかる
3) 中国の国家資本主義や香港/台湾へ干渉で、米中の外交と通商紛争は激化する
4) 格差拡大/安全保障の観点から、ハイテク大企業(GAFMA等)は各国の新たな規制に直面する
5) ナショナリズムの台頭による外交や経済政策で、インドの改革/経済発展は停滞する
6) NATOへの出費問題や貿易/技術開発問題で、欧州は米中と鋭く対立する
7) 地球温暖化対策で、各国政府や企業は社会運動との対立を深める
8) 中東では(米国とイランとの)小競り合いが続き、その都度原油市況に影響がでる
9) 経済の停滞・インフレ/国債の不払い/汚職の蔓延で、中南米で政権不安が建て続く
10) 支持率の低下でエルドラン・トルコ大統領の反米化が進み、米トルコ間の対立が激化する
です。
注)イラン、北朝鮮、ベネズエラ、シリアでの突発的紛争はその可能性は少ないとしています。

ついでに身近に起きたら大変!というものは、
1) 自然災害や火災に遭い家屋が焼失する - 対応は保険の増額・賃貸住宅に移る
2) 事故に遭う・重い病に罹る - 対応はエンディングノートの作成
3) 株式市場の暴落で年金や資産を失う - 投資額を半減させる・投資先を個人国債にする
ですが、

リスク(や対応策)を挙げることによって、安心しきらないように、ということでしょうね
また本当に怖いリスクは、事前に考えられなかったような、武漢で発生した肺炎のパンデミックのような、リストに挙げられなかった事態の発生でしょうね

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友人たちとの会話から

2020-01-18 13:34:50 | ダイアリー
医者に行く道すがらやはり医者に行く途中の友人にばったり会いました。背中にできたポリープを切りとった後処置に行くと言っていました。隔年ごとに取り除かなければならない大腸・足などにできるポリープは、これは遺伝性のものかも知れないと言っていました。

先日九か月ぶりに会った友人らとの話ももっぱら健康にかかわるものでした。友人Aは腰が悪くなり座っていられないので立って食事をしていたという。腰のあとは目医者に通い始めたという。緑内障にレーザー光線を当ててもらって眼圧を下げているという。目の前の珈琲の横にあるミルクを恐る恐る探っていました。彼は学生時代から牛乳瓶の底のような眼鏡をかけていて目の悪さは父親譲りのようです。友人Bは独身ということもあってテニスにダイビングに仲間を増やしています。学生時代麻雀のし過ぎで悪くした腰を抱えても付き合うテニスです。仲間と陽気に過ごす日常は、父親が役人だったことも影響しているように感じます。反面教師としたのでしょうか?

私?祖父も父も、早食い大食いの上結構飲んで成人病オンパレードでした。体型からしてどうも血縁を受け継いでいるみたい。

問題は継の子供たち...

伝わるもの、伝わらないものを見届けられるまで生き切りたいものですね
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ドラマ「SUITS」の続編のように興味を惹かれます・・・

2020-01-10 09:43:03 | be short
驚きのニュースが続いています。
イランの無謀な攻撃(イラクの大使館地区へとウクライナの旅客機へのミサイル攻撃)と英国王室のサセックス侯爵ハリー王子(王位継承順位は6番)とメガン妃による‘王族の役割から距離を置き経済的にも独立する’との声明は驚きでした。

特に英国王室・サセックス侯爵の声明には唐突感がありビックリでした。

8日のサセックス侯爵の声明は「今後は英国と北米を行き来し、必要に応じてパートタイム的に王族の役割も担う」とのもので、
英王室は「失望している、心を痛めている、複雑な問題でサセックス侯爵の希望の実現には時間がかかる」とサセックス侯爵の声明に‘拒絶反応’で応えている。

ただこのサセックス侯爵の王室離脱声明の裏には、
・ハリー王子と兄のウィリアム王子の仲たがい
・英国メディアによるメガン妃のプライバシーへの執拗な干渉(私信の公開や盗聴や妃の出費への批判)
・メガン妃の型にはまない生活スタイルと王室スタイルとの摩擦とストレス
・メガン妃は王室とは異なる目線で慈善事業に携わりたいとし、ハリー王子も母故ダイアナ妃の慈善事業に類似するものとし、メガン妃に同調中
等があるといわれています。知らなかった!

これらの裏面を知る英国市民にとっては、サセックス侯爵の声明は、意外なものではなかったのかも

何不自由ない王室・皇室生活にも不満やストレスはあるですね。
離脱などに発展する大きなストレスとは、皇室の変革期なのでしょうか?

ただ王室離脱には次の問題があるという、
・サセックス侯爵や王子の呼称は変更する必要があるのでは?呼称は誰が決めるのでしょう?
・王子としての職務を全うするための現在の英国での住居は出ていかざるを得ないでしょうが、どこへ?
・生活費は、ウィリアム王子家族の生活費と合わせて父のチャールズ皇太子(公領の地代:総額30億円程)から出ているが、夫妻の資産から賄える?
・生活費にスポンサーが付いたら王室の名を借りる活動は、たとえパートタイマーとしての活動でも、出来ないのでは?
・現在は英国の税金で賄われているサセックス侯爵のセキュリティー(ボディガード)費用は夫妻の負担になるのか?

日本の皇室(全額税金負担)とは異なる英国王室ですが、次世代型の皇室(の活動)として参考になるので後報が注目です。

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米・イラン間の緊張について

2020-01-07 09:23:17 | be short

米国の無人攻撃機が、1月3日イラクのバグダッド国際空港近くで、イランの軍事司令官スレイマニ氏(イラン革命防衛隊とクドス部隊を統率する)と副司令官を爆撃・殺害し、米・イラン間の緊張が増しています。これにより原油は値上がりし、世界の株価は下がりました。

注)イラン革命防衛隊とは、イラン最高指導者ハメネイ師直下の精鋭部隊で、クドス隊(聖都エルサレム奪還部隊という意味)とはイラン革命隊以上の精鋭部隊。両隊ともイランの周辺地域シリア、レバノン、イラク、ホルムズ海峡、イエメンで、シーア派過激組織ヒズボラなどへ資金・武器・兵士を供給する組織。イスラム教スンニ派とイスラエル・米国の抹殺を図る組織です。両軍はスレイマニ氏の指揮のもと20年程前から各地でテロを繰り返しその勢力を拡大してきたが、アフガニスタンやシリアでは米軍やアサド政権+ロシアに加勢していた時期もありましたが、スンニ派過激組織(タリバンやアルカイダ)やイラン系過激派とは別組織のISを倒すための 純イラン・純シーア派の過激組織を支援する者たちです。

世界のマスメディア、欧州各国や米国の民主党は、スレイマニ氏殺害は中東の緊張を高めるもので、これを計画・承認したトランプ米大統領が一番悪い、との論調ですが、これらは中東紛争の‘対処療法’的な意見のようです。一方トランプ氏は紛争の‘根治’を目指したのでは? 対処療法がいいのか根治対応がいいのかは微妙だと思います。

イランは、これを機に欧米に約束したウランの濃縮の規制を撤廃(原爆製造ルートに入る)しましたが、多分これにより米国をはじめ欧州はイランへの経済制裁を一段と引き上げるでしょう。米・イラン間の緊張は、今後小競り合いを引き起こすことになり、そのたびに原油価格は上がり・株価は下がるような気がします。この二つから言えることは、この騒動で最も影響を受けるのはイランを含めた世界中の庶民ということになるでしょう…

不条理です。

ロシアと中国はイラン支持ですので、国際社会での 米・イラン対立の解決は見えません。
イラクの国会が、先日すべての外国勢力の国外退去を議決(実質的には米軍に国外退去を言い渡したものと言われています)しましたので、もし米軍が撤収すれば、イラクは底なしの騒乱状態に入るでしょう。約束を守らない国々(露・中・イラン)の軍が秘かにそして堂々とイラクに潜入・占拠し始めるでしょう…

不条理です。

将来にわたって中東は世界の原油庫と同時に火薬庫です。
世界が、エネルギーの原油依存から抜け出さない限り、中東は危険な存在となり続けるでしょう。

地球温暖化防止のほか中東リスクを引き下げる意味でも再生可能エネルギーの開発は急務なのでしょうね。
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今年はどう?

2020-01-06 09:30:53 | be short
今年の株価はどうなるのだろう?
自分は今年をどんな年にしたいのだろう?

今年の株価には、
世界的な金融緩和で投資資金に余裕があることと、米国経済は緩やかな成長を続けるとの観測で、また、超高速次世代ネットワーク5G需要が始まるというプラス面である一面、リスクは多いというマイナス面があるようです。

因みに この2020年のリスクとは、
・国内景気が危うい(消費税10%への引き上げ影響が続くことと東京五輪後に総需要が下降するとの見方)こと
・米大統領選挙で民主党の左派系の候補者が勝利すること(トランプさんが勝つにせよかなり接戦となり市場は動揺するとの見方)
・米中貿易摩擦はハイテク分野でこじれたままとなること(米国の安全保障絡みで容易に米国は折れないのではの見方)
・中国の景気減速が止まらないこと(地方債務の超巨大化防止のため金融緩和に制約があるとの見方)
・欧州経済の停滞(中国の景気後退と英のEU離脱による交易量の減少が進むとの見方)
・米とイランとの地政学リスクによる中東原油供給体制の不安定化
といわれています。

株価の変動幅は広がりますが、よく見て、日経平均値は変わらずで、終わるような気がします。
従って余程いい株価がでない限り買い控えの年になるでしょう。

今年は別に目標を持たず過ごそうと思います。

株取引は寝て待つことにしますし、読書も、ハードボイルドも少し飽きてきたので、気が向いたときに気ままに手に取る本を読む程度になるでしょう。草花の撮影もひどく疲れる時があるので気力は後退気味です。子供たち孫たちに会う機会も、相手の気持ちを考えねばならないのでそう頻繁にはないでしょうし、友人たちもみな体調不良のようで、会話もTVが相手かなぁ?

年間目標は、持たずではなく、持てない という年になりそうです。


ニュースや市場の激変の影響を受けずに穏やかに過ごす年としたいものです。

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