さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

野川Ⅱ

2011-04-12 11:09:06 | あはれ
生活道路沿い野川の桜も好いものです.....

今年の印象は
ママチャリが少なくなって
ジョガーや速歩のかたが増えていたのかなー

買いもの志向から健康志向?

昔工場で
昇給昇格者と昼休みのジョガーは反比例すると
いわれていた

震災後かなー
健康志向というより生き残り志向

どうだろう
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目黒川Ⅱ

2011-04-11 16:00:16 | あはれ
コンクリートブロックに咲く桜を
薄く均質な川面にうつる花びらを

今年も見にやってきた.....

桜祭りの提灯が無くなって
川沿いのワゴンセールが少なくなって
外国人を見かけなくなって
ファッションは地味になっていましたが
昨年より桜には勢いがありました

文明<自然?

大震災も
より自然とともにあるべき生活への道案内?
この日本では

どうだろう.....
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野川

2010-04-10 18:47:57 | あはれ
国分寺から
二子玉川まで流れる野川
辺りは
普通の住宅街.....

左右自由自在に走る
幼児を乗せたママチャリ
進まないジョギングのサラリーマン
サッカーボールを蹴る小学生
小型犬と会話するおばさま族
野鳥を狙う鋭い目つきのカメラマン
気遣いが上手な介護中のウォーキングらの
行き交う
川岸の道.....

ありふれた
普段の通りは変えにくい
変わらない?

家庭学校会社施設カメラは
変わっても
来年も
きっとこれと
同じ道
同じ川.....
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目黒川

2010-04-05 13:42:07 | あはれ
大橋から品川へ
流れるコンクリートの
目黒川

川沿いの桜も好いものだ

おばさんグループ
おじさんカメラマン
しっかりものの家族連れ
年配の寡黙なご夫婦連れは
ここでも花見の主流だが

犬の散歩のきらきらマダム
乳母車を押す外国人大家族
早口言葉の中国人
リッチなカメラのウーマンと
新ファッションの若人たちが

手の届く
目の前を
さっと流れては去って行く

レストランのガーリック
焼き鳥
お菓子の匂いと
香水と
排気ガスのカクテルも
ここの
オリジナル

シティーの花見も好いものだ

生き返る.....
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嵯峨野4月

2007-04-19 22:23:51 | あはれ
嵯峨野の魅力は
竹林 
お寺 
お豆腐と様々ですが
一番は
所々に残る
昔ながらの野原でしょう

かくれんぼ
ちゃんばら
おにごっこ
木登り
昆虫採集の記憶が蘇える

近所の空き地と違うのは
生活感がないところ
正体不明な贅沢気分に浸れること
そして空が大きいこと...

魅力は
嵯峨野の
厳しい開発規制にあるのでしょう
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夙川4月Ⅱ

2007-04-19 08:57:02 | あはれ
ソメイヨシノの色合いは
日本人の趣向である
中庸を発色させたような
浄明淡紅灰白...色

古代からの品種と思いきや
江戸時代
自然交雑で生まれたもの

子房が不稔性で自力繁殖が出来ないことと
成長が早いため寿命が60年余りなこと
排ガスや病害虫に弱いことなどで
ソメイヨシノは
人の共存
社会との共生なくしては生きられない

共存・共生の大切さをも教えてれる
ソメイヨシノ
これからも
全国津々浦々に繁殖して欲しい
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神苑4月

2007-04-18 22:16:37 | あはれ
平安神宮の
神苑は
一万坪と圧巻だが

栖鳳池の外れ
この一角が
一番だ

庭師
小川冶兵衛が26年かけた神苑の
造園の最後のところであったのだろう...
「造る意欲」がこなれて
「ナチュラル感」が昇華した一角
と解釈した

匠も技も目指すところは
普通サイズの自然体
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哲学の道4月

2007-04-18 08:33:59 | あはれ
銀閣寺から
南に下る川沿いの小道

肉親の死
離婚
参禅を経て
絶対矛盾的自己同一論に達した
西田幾多郎さん
この西田さんに因んで
哲学の道と呼ばれている

エゴと拳銃の闊歩する現代に
「西田さん」
もう一度説いて欲しい
自己を否定する中に自己がある
思索と行動の極地に自己がある

西田さんの愛したこの道に
すばらしい春へのヒントがある
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仁和寺4月Ⅱ

2007-04-17 08:39:23 | あはれ
雨で
人気はなく
落ち着いた境内でした

左右対称
シンメトリーの門も
心を静めてくれた

ギリシャ・ローマ 
ルネッサンス時代は
シンメトリーの様式で
美を追及した
世にいう
バランス感覚も
本にはシンメトリーが存在する

桜と門と
雨とシンメトリーと
広い仁和寺ならではの味わいだ
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六義園12月

2006-12-13 08:48:16 | あはれ
ここは
池に映る景色が
とてもいい

まぶしい
光に
邪魔されず
紅葉がよく映る

細波は
要らないもの
瑣事を
消してくれる

「こんな鏡があればいい」
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