ずぶ濡れ

ずぶ濡れの
薔薇
まるで
やけになっているようです

思うように事が運ばずに
自信をなくし
なげやりな気持ちになることは
ちょくちょくあるし
やけを起こすことも
時にはある

「やけになる気持ちは大変きもちいい。
私は何度もやけになって、
随分むしゃくしゃした昔だったけれど、
この頃は日向ぼっこみたい」と
林芙美子は書いていた

後で
振り返ることが出来る
許すことが出来る
やけは
成長のステップ

年はとっても
雨の中を歩いていけないほうは
ないだろう．．．

ホオノキⅡ

ホオノキの
白い花
遠ーい異国の寺院に
見えませんか？

ドーム型の天井は
音響や天井効果で造られたのでしょうが
近づきがたいものも
作り出す．．．

ホオノキには
葉や根から
他の植物の生育を抑える物質を出す
他感作用があるという

もしかして
ドーム型つるつる頭も同系列
近寄るなというサイン？

室内でも被れる帽子
探してみよう
あればいい

芍薬Ⅴ

雨の芍薬
鬱陶しそうですね

雨天の日には
エアコンの除湿
除湿いえば電気代
どうして除湿の方が冷房より
電気代がかかるのか？

湿度を下げると気温は下がるので
エアコンの除湿機能には
除湿はするが
気温を下げない工夫がなされている

気温を下げない工夫には

気温を下げ過ぎないようにする
シンプルな
弱冷房除湿タイプと
除湿効果を上げられるように
下がった室温を元に戻す加熱機能をもつ
再熱除湿のエアコンに分かれている

再熱除湿の方が
加熱にかかる分
冷房より電気代は高いという

寒い日には
再熱除湿方式のエアコンを
暑い日には
弱冷房除湿のエアコンが良いようだ

日ごと部屋ごとに
機種を違えばいいのだが．．．
どうだろう

芍薬Ⅳ

この芍薬
翁咲きものと
いうそうです

なかなかシックと思いません？

翁咲きとは
おしべの
花びら化が
花びらほどには進化していないもの

花びらも
おしべもめしべも
本は葉からでたもので
おしべの花びら化は
異常な変異ではないという

年とると
女性に比べて男性は
おしゃれが照れくさい

父の日のプレゼント
本人の手が出ないもの
翁咲きグッズを
贈るのはどうだろう．．．

薔薇52

強い陽射しに
赤く
日焼けしはじめた
薔薇に見えませんか？

天気予報も
いつの間にか
花粉から紫外線情報に
変わってきた
ＵＶカットの繊維服も
出回ってきた

陽射し対策は
白い薄手の麻や綿の
シャツと帽子でよいとしていたが

これでは
紫外線の３０％以上を
透過させるという

紫外線透過率を
一桁にするには
色物の絹か
ＵＶカットのポリエステル製の
シャツがいいという

どうだろう．．．

アグロステンマ

線は細いが
丈の伸びる速さは
群を抜く
アグロステンマ

由来は
麦畑の雑草で
畑の王冠と名付けられた．．．

在野から
頂点までは
険しくて長いもの

頂点とは
機を見て
前に出て
己を誇示して得られるもの
どうだろう

薔薇51

薔薇と
雨の組合せ
悪くはないが
雨といえば
酸性雨

同じ石油・石炭の燃焼でも
最近は地球の温暖化
CO2の方に
議論は向かいがちだが
SO2・NOxも恐ろしい

雨を
酸性雨にして
湖水魚・森林・建造物への
被害を広げている

此の頃
よくＴＶで鬘や増毛コマーシャルを
やっている．．．
流行っているのだろう

酸性雨で
直接禿にはならないが
間接原因説として
マスコミにのせるのは一方だ
どうだろう

紫陽花13

クールな
紫陽花も
咲き出した

落ち込んだら
薔薇と芍薬があり
熱くなったら
花ショウブ
これに紫陽花も加わった

自分の居所がなくなったとの
疎外感が
自殺に多い原因という
五月は
自殺の最多月．．．

紫陽花が
五月に咲いたということは
癒し手への
援軍
どうだろう

ハナショウブ

植木屋さん
今年のハナショウブは
いつもより早かったと
言っていた

暖かさの為だろう

気象庁が
梅雨の雨量は並
気温は高めと
発表した

心配事がまた増えた．．．

梅雨の前に
紫陽花が終わってしまう？
どうだろう

薔薇50

薔薇の
錆びた赤銅色
心を鎮めてくれる色合いだ．．．

錆は
鉄が酸化して
鉄に付着する酸化鉄

酸化鉄は集って鉄鉱石をつくるから
錆びは
鉄を
自然にかえす
はたらきという．．．

サイクロン・地震だけではない

自然の力
恐るべし