門構え

自然との
一体感が新鮮な
門構え
どなたが住んでいるのだろう．．．

扉や塀で
自陣を囲いはじめてから
差別や格差が生まれたという

高い塀に
頑丈な門扉
最近のお宅には
警備会社のステッカーまで貼られている

年とともに
持ち物が整理され
身軽になって
自然に還る

終の
我が家の門構え
こんな感じが理想的．．．

ダリアⅥ

ぼさぼさの
ダリア
まるで頭をかいた後のようです
癖ですね

なくて七癖
どんな人にも7つの癖はあるという
髪を触る
眉を寄せる
鼻をつまむ
唇を尖らす
爪を噛む
ポケットにすぐ手を入れる
貧乏揺すり
椅子に浅く腰かける
大きく足を開いて座る
言葉癖
浪費癖．．．

癖と呼ばれるものは
大概
治したほうがよいようだ

無意識で習慣的なものなので
近くの人に
指摘して貰うしか
治す方法はないようだが
最悪は
周りが皆癖と考えない癖．．．
先延ばし癖

コリウスⅡ

コリウスが
寄り合って
地表を覆ってしまいました
まるで蓋をしたようにみえました

蓋をするといえば
横綱のモンゴル治療
文部科学省・大相撲協会が
問題をモンゴルで封印と
蓋をした

横綱は謝る時期を逸し
表に出られないデッドロックに乗り上げた
相撲協会は
マスコミが囃す精神症状で
処分の軽重に
問題が飛び火するのを防ぎたい
親方が機能しない現場は恥ずかしい
関係者の逃げ場が
モンゴル帰国となったのだ

相撲の国際化にともなって
横綱審議会は
横綱の資質や定義を
もう少し具体化する必要に迫られた．．．

アーティチョーク

アーティチョーク
針刺しのように見えません？

「指きりげんまん
嘘ついたら針千本のーます」と
指きりをした後
母親の針刺しをみて
嘘をついたら大変なことになると
思ったものでした

嘘が多すぎる．．．
詐欺から発展した殺人事件
政治資金の絡みの選挙大敗
横綱の出場停止処分
マスコミの捏造記事と番組
学校のいじめ隠蔽による自殺．．．

アーティチョークが
毎年大きくならないように
針刺しにこれ以上針が多くならないように
期待しましょう．．．

カンナⅢ

花びらの
広がりと重なり具合は
風呂敷を解いたようにみえました

風呂敷は
お風呂の脱衣に使った敷物で
お風呂上りは
浴衣をも包んだ由来があるようだ

明治に鞄と洋装が入ってきて
風呂敷ユースは減ってきたが
エコライフ・シンプルライフの高まりで
復活の兆しがみえてきた

カンナの
花びらは雄しべというのも
何かの縁だ
目の粗い地味柄な風呂敷出して
書類を包んでみるのは
どうだろう．．．

アンスリウムⅡ

アンスリウム
ほうの凹凸が
手の甲の静脈のようにみえました

成人病の元凶の
肥満
肥満度は
おへそ周りで判断するが
外から
分かりやすいのは
手の甲の肉厚

肉厚は
静脈の浮き出具合でよく分かる

相手に
静脈あれば
ヴァニラアイス
なければ
ところてん
それが気遣いというものだ．．．

８月下Ⅷ

百日紅の
名前の由来は
100日間約三ヶ月間
花をつけるから

三ヶ月間といえば
標準的な債権の回収期間

回収期間を過ぎ
未収入金に債権が計上されると
担当は管理・経理より
連日地獄の責め苦を受ける
成績次第では賞与減額で更に左遷

民間の激務の一つは代金回収．．．

保育料の滞納額が全国で90億円あるという
払えるのに払わないケースが
80％といわれているので
父兄のモラルが問題とされているが
給食費・公営住宅費未収等などと同じく
問題は働く熱意にあるようだ

前例主義を基本とする公務員は
新たなノルマを作り出す働きものを極力嫌う
何回も現場に足を運んで
支払いの督促する仕事は辛いもの
ハッピーに仕事を続ける
職場環境にはそぐわない．．．

未収の定義を3ヵ年間とする策の方が
未収金の賞与への反映よりも早いと思うが
どうだろう
未納者に美しい国ニッポン
公務員のサポートが効いている

８月下Ⅶ

ダリアが
お辞儀をしているようです
腰の角度は15度程ですから
会釈をしているのでしょう

情報化社会の進展で
すれ違いさえも稀になった
今日この頃
会釈は以前にもまして心温まるもの

一昨日
ストーカー警察官が相手を射殺した

殺された女性が
他の警察官にストーカー行為を訴えたが
ノーアクションだった
交番のお巡りさんは地域住民の相談役であると
体験し教えられてきたのに危険人物だった
この二つに驚いた

警察は今後
事件を個人の問題として処理するだろうが
どう見ても
この二つは組織の問題だ

会釈には
会釈でお答えしたいものだが
警察官の会釈には
そっぽを向いたほうが身の安全．．．

向日葵Ⅴ

ドーナツのような
向日葵です

此の頃の
ドーナツは
クリーム入りで
チョコレートもまぶしてある
ミルクとの相性も
最高だ

揚げ物ゆえ
高カロリー高脂肪ですが
朝食にはうってつけ

一つだけ
買う勇気を出して
今日こそ買うぞ
ドーナッツ．．．

マリーゴールドⅡ

開花時期が長く
安価で手に入るマリーゴールド
家々の寄せ植えにも
一番人気
綺麗だし名前もいい

マリーは
聖母マリアから名付けられたとの
説もあるが
マリーといえば
マリーアントワネット

フランスのルイ16世に嫁いだ
オーストリー・ハプスブルグ家の十一女
37歳で斬首刑に処せられた

連日舞踏会を開催し
ストレス発散のギャンブルなどなど
浪費も群を抜いていた
民衆の貧困に
「パンがなければお菓子を食べればいい」と
いったとかいわなかったとかで
民衆の支持率が極めて悪かった
王妃さま

今では身近で
空気のようなこの自由
フランスの市民革命の賜りもの

市民革命をエスカレートさせた王妃様
逆説的に自由をもたらした

マリーゴールドを見るたびに
感謝していいのやら悪いのやら．．．