さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

熟年ご夫婦割引券出来るかも…

2013-06-29 19:02:35 | ダイアリー
久しぶりに植物園へ行ってみると、木槿やダリアが咲きだしていて、薔薇も二番花が咲いていた。
人出は思ったより少なかったが、でも、熟年のご夫婦連れは目立っていた。

ご夫婦で同じ趣味を持つ方々は少ないでしょうから、植物を見て歩く趣味の方=ご婦人に、旦那さんが合わせてやってこられた方が多いということだろう…

年を取ると収入は限られる一方副収入口は女性陣の方が(メンツや肩書にこだわりがなく使用者にとっては雇いやすく?働く口は)多いようだ。
家事のなかで男性が出来るのは掃除ぐらい?
子供たちもおやじへの相談は大事っぽくなるのでだいたいがお母さんとのコミュニケーションが日常的。
出費もほとんどが生活費で財務は日々買い物に出る奥様の管轄等で、熟年世帯はだいたいが女性が上位となるようだ…

団塊の世代の退職はもう始まっている。

6月のセールが終わるとまた一段と多くのご夫婦連れが植物園に押し寄せる…
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平和はみんなの願い…

2013-06-28 19:08:51 | 抜き書き
宗教とは、人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり、この観念に基づく教義、儀礼、組織だそうです。

世界の多くの争いが、(排他性の強い)宗教や宗派間で起きていることを考えると、もしかしたら多神教の布教はこれらの紛争の解決策かもしれない…

多神教は(全能の)神の否定になるという考えもあるので、多信教というのかなー

<われわれの祖先は正しかった。神は一人ではなかった。大勢いるのだ。あらゆる宗教の指導者と信徒が自分たちだけが救世主を見つけたと熱心に信じている。彼らはただ一人の救世主を見つけただけなのに。彼らは、神々が存在する微々たるスピリチュアルな証拠を発見しただけだ―神々が触れた生活をわずかに―神々があたえた贈り物をほんの少し。ああした信徒たちが彼らの特別な神に無節操に祈りをささげるのは残念なことだ。彼らの神がひとつの特別な恵みしかもたらさないことを知ってもらえさえしたら。宗教を自分だけのものにしたいという人間の欲望のせいで、心が閉ざされ、数多くある慈愛を受け入れられなくなってしまっている。
ギデオンは偏見を持つまいとした。どうやら父はストーンヘンジの石に神が宿っていると信じていたようだ。神々の家というわけだ。それがそんなにおかしいことか?何十億もの人が同じようなことを信じている。神々は礼拝所に住んでいる、教会の主祭壇に設置された黄金の聖櫃の中に宿っている、儀式的なしぐさや集団の祈りによって呼び出せる。父の信仰がばかげているとは言えまい。>サム・クリスターの「列石の暗号」上巻P183~184より
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それとも先生はサラリーマン?

2013-06-27 18:52:44 | ダイアリー
傷害事件を起こし今月初めに逮捕された容疑者53歳の自宅を調べたところ、風呂場に母親がコンクリート詰めにされていたという。母親の年金の不正受給が目的だったという。

傷害、死体遺棄、詐欺罪等でどのくらいの刑期が科せられるのだろうか?
刑務所内で働きながら集団生活を送って刑期を終えるのだろうが、これで教育刑の目的が達せられるのだろうか?

社会教育のほかに、親の教育・学校教育などを経てきたということは、もう一度親や学校教育を思い起こさせるのもよいのではないだろうか?

この容疑の場合、親御さんは亡くなっているようなので、小中の担任の先生を面会させるなどして、学校教育を思いこさせるのも一法。
先生方も心して教え子を送ったことだろうから…
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気分のリセットに…

2013-06-26 18:43:31 | 抜き書き
一日中雨が降り続くと気分はずっと滅入ったまま…
こんな時はアクション映画もいいが、「絶壁の死角」もいい。
気分は、主人公の境遇にシンクロし、話の展開にアップダウンして、まるでジェットコースターに乗っているよう。

また、山に登ったらきっとこんな心地と、味わえる…

<まもなく頂上にたどり着くと、ひんやりした石に腹ばいになり、くたびれた犬のようにあえいだ。つかの間、過去二年の間に私の人生を狂わせた出来事をすべて忘れた。・・・・・心がすっかり清められたような気がした。汗の流れるむき出しの背中に夜風が吹きつけ、体を突き抜けていくようだった。体を起こしてあたりを見ると、アドレナリンが引きはじめ、肺が楽になった。暗くなりつつある花崗岩の柱が、見渡すかぎり立ち並んでいた。薄暗がりのなかで紫色に見えた。あだ青みがかった空に星が姿を見せはじめ、銀色の月が東のほうにかかってきた。血がにじむ保護テープをはがしながら、私は久しぶりに満ち足りていた。>クリントン・マッキンジーの「絶壁の死角」P35より
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株価・為替の大波は当分続きそう…

2013-06-25 20:02:24 | ダイアリー
日経平均株価が13000円を割って引けた…
最近の株価の下落は、アメリカの金融緩和が年内に収束とする観測と、中国の景気減速+金融不安が主であるという。
この中で話題はなんといっても中国の金融不安で、アメリカのサブプライムローン問題に匹敵するものになるかもしれないという。

これは年間10%ほどの配当や高い利息を謳い文句に投資家からお金を集め、この資金で、普通ならお金を貸せないようなリスクのある事業者(会社や地方政府)に投資して、大儲けしていた信託や金融が、このところリスク事業の金回りが悪くなり、一部が破たんしはじめてきて大きくなりそうなもの。リスクのある事業者に貸している資金はGDPの半分380兆円ほどにも上るとみられ、成り行きによっては中国一国の問題では収まらないといわれている。

中国政府は、リスクある事業にこれ以上お金が回らないように、金融破たんに繋がっても規模が小さく収まるように、金融引き締めをしているが、金融引き締めは、今のところ経済の減速方向に主に働いている…

上海市場は今日もかなり株価を下げたが、後場に機関投資家(政府機関?)が大きな買いを入れて、株価は小幅な下落にとどまったが、これは対処療法…

今海外の投資資金は中国から逃げ始めており、逃げ出した資金の一部は安全な資産とされている円へ、円買い入っているという。
為替が円高に向かうと日本にとっては、この危機はダブルパンチ。今後中国の金融不安には要注意…
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簡にして要を得た作品でした…

2013-06-24 19:29:01 | 抜き書き
ドイツのレストランに入り、飲み物は何にしますかと聞かれて、ドライシェリーといったら、本当に、ドライシェリーが三杯出てきた…
疲れ切ったときには先ずは温かい飲み物が欲しい。ホットココアなどを両手で挟んでふうふうしながらちょびちょび飲むのも最高だ…

小説も、描写がココアのようにあったかくてやさしく、一動作一動作が手に取るように浮かんでくるもの、そう主婦探偵ジェーンが登場するジル・チャーチルものも好きだし…
最近読んだ「コリーニ事件」は、ドライシェリーのようにすっと喉越しにストレートにくるもので、これも好き…

引用は、殺人の容疑者コリーニを弁護するカスパーの幼少の頃を説明する一文だが、さらっとしていながら血が通ってる…

<カスパーの両親が結婚したのは、大いなるまちがいだった。結婚して四年目、母は既婚届を提出した。「おれがゴム長靴をはいて歩きまわるのが気にくわなかったんだ」と父はあとになって愚痴をこぼした。母は別の男と懇ろになった。家では、その男は「成金」と呼ばれていた。森から得られる一年の収入よりも高い腕時計をしていたからだ。母はその新しい男とシュトゥットガルトに移り住み、子どもをふたりもうけた。カスパーは父の林務官屋敷に残った。十歳のときのことだった。>フェルディナント・フォン・シーラッハの「コリーニ事件」P22より
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簡にして要を得た作品でした…

2013-06-24 19:29:01 | 抜き書き
ドイツのレストランに入り、飲み物は何にしますかと聞かれて、ドライシェリーといったら、本当に、ドライシェリーが三杯出てきた…
疲れ切ったときには先ずは温かい飲み物が欲しい。ホットココアなどを両手で挟んでふうふうしながらちょびちょび飲むのも最高だ…

小説も、描写がココアのようにあったかくてやさしく、一動作一動作が手に取るように浮かんでくるもの、そう主婦探偵ジェーンが登場するジル・チャーチルものも好きだし…
最近面白かった「コリーニ事件」は、ドライシェリーのようにすっと喉越しにストレートにくるもので、これも好き。

引用は、殺人の容疑者コリーニを弁護するカスパーの幼少の頃を説明する一文だが、さらっとしていながら血が通ってる…

<カスパーの両親が結婚したのは、大いなるまちがいだった。結婚して四年目、母は既婚届を提出した。「おれがゴム長靴をはいて歩きまわるのが気にくわなかったんだ」と父はあとになって愚痴をこぼした。母は別の男と懇ろになった。家では、その男は「成金」と呼ばれていた。森から得られる一年の収入よりも高い腕時計をしていたからだ。母はその新しい男とシュトゥットガルトに移り住み、子どもをふたりもうけた。カスパーは父の林務官屋敷に残った。十歳のときのことだった。>フェルディナント・フォン・シーラッハの「コリーニ事件」P22より
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スッキリした代償にならなかったりして…

2013-06-23 19:21:39 | ダイアリー
長年あまり手を付けずにおいた物置を整理した…

壊れたり使わなくなった家具、パソコンやオーディオ機器がたくさん出てきたが、なんといっても一番多かった処分品は本。
スマホやタブレット端末の携帯で孫たちは本を買う小遣いはなくなるはずと、とってあったものだったが、思えば、ネットで遠くの図書館の本も取り寄せられるし、電子書籍サービスも増えている時代。
無理して取っておくこともあるまいと資源ごみに出すことにした…

買って間もないPCが何かの拍子でショートして大昔からの読書記録等がみな消えてなくなった…

雨で外に出られなかった日は物置(石、マッチラベルらのコレクションのほか誰が書いたわからない作文や意味がよくわからない書籍)で過ごし、親族を身近に感じた人は多いはず…

本の整理で、はずみで記録がすべて消えるこの時代、将来の、雨の日の物置で過ごす時間を取り上げてよかったのか、ちょっと気がかり…
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昔は純だった…

2013-06-21 18:43:11 | 抜き書き
この二日ほどは涼しいが、そのうちカッと暑くなると怪談話が多くなる…

アメリカの映画や小説によく出てくる(よく使われる)怖い場面の一つに、一人住まいの美女が、シャワー中やベッドの中で怪物や変人に襲われるものがある。
作中の美女を自分に置き換えて、鍵をかけろ、隠れろ、音をたてるな、起きろ、電話しろ、窓から逃げろ等々腰を浮かせてドキドキした経験はたびたびあった…

そんな昔を思い出させてもらいました…

<三時少し前に、セーラは再び目を覚ました。何に起こされたのやら、わかっているのは自分がいきなり起き上がり、物言わぬ暗闇の中で目を凝らし、耳をすましているだけ。一瞬、このまま二度と動くことはないとさえ思えたが、すぐに手の筋肉をうながして、電気のスイッチを入れさせた。寒かった。驚くほど寒かった。やすむ前に窓を開けた憶えはない―この隙間風だらけの古い家は新鮮な空気に事欠かないのだ。だのにどこららか風が吹いてくる。泥棒か、でなきゃ上下窓の吊り綱が切れたんだわ、とセーラは思った。・・・・・セーラのバスローブはまだ三階にあったので・・・・・羽根布団を体に巻きつけ、・・・・・ぱたぱたと廊下に出た。三階から煤だらけの風が逆巻いて吹いてくる。>シャーロット・マクラウドの「納骨堂の奥に」P239~240より
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投票率を上る戦略ではないでしょう…

2013-06-20 18:50:17 | ダイアリー
日本維新の会の橋下代表と石原代表との不和が広がり、6月23日の都議選次第では橋下氏は代表を辞任するという…

橋下氏の従軍慰安婦発言に一定の理解を示していた石原氏だったが、維新の都議選候補者(石原氏の身内というのでしょうか?)に、迷惑をかけたとの一言が橋下氏からなかったこと+橋下しが立会演説会に遅刻してきたことなどに石原氏が腹を立てておさまらないのが原因という。

一見、前都知事として都議会選に力を入れている石原氏に対し、石原氏ほどの熱のない橋下氏との溝のようですが、国会運営を巡って一言いいたい橋下氏に、国会のことは口出しするなとの党内の声に、石原氏は終始無言だったことや、橋下氏は駆け引き・引き際を知らないという声に、石原氏が同意、同調しているとの憶測や、憲法改正へ意気込みの差等様々な軋轢が背景にあるのでしょう。

内外を問わずに差をつけずに思うことを発言する橋下氏と、先ずは仲間への情を意識しダブルスタンダードも止む無し(?)とする石原氏とのずれがここにきて大きくなったのでしょうか?ある意味では欧米的で論理的な考え方と日本的で組織第一の思いとの対立でしょうか?

今後どうなるが都議選が楽しみです…
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