人間が壊れるときというのは、絶望であったり、強い精神的ショックなどが原因として言われる。だが、老齢とか、自然現象的な老化なども認知能力の低下なども原因となる。
むしろ通常の場合は、後者が、ほとんどと思うが、まずは、性格の影響も大きいのではないだろうか。自分本位で、他者への感謝、思いやりに乏しいと、世界は、狭いものとなり、自身がなにかやろうとする意欲の源泉がなくなり、失速状態になる。
愛にあふれた人は、愛する対象があるため、やるべきこと、考えることもあり、結果として、他者との関係性も良好なものとなり、それが相乗効果をもたらし、さらに、豊かな生活を送れることとなる。
自己本位と、陰謀、意地悪な性格で、本人がうまく立ち回ってきたような人は、一部の人間の誤った認識による評価を頼りとしながら、実は、そこには中味がなく、いずれは、ばれてしまう貧しいものなので、状況が変化すれば、本人自身が内部崩壊をはじめざるを得なくなる。
趣味であったり、感謝できるという性格は、本人を確実に救う。このことを知らない人は、案外多いのではないだろうか。母親をみていると、その実例として、痛感する。