全体としては、人口は増え続けているが、日本の場合は、人口がどんどん減り続けている。遠い先のことは、もちろんわからないが、周辺をみても、「繁殖」の気配はなく、明らかに、全て消えてしまうメンツばかりである。
気付けば、当方も高齢者の仲間入りをして、久しくなる。気分は、若い時とそれほど変わってはいないが、日帰り温泉に行っても、動作物腰は、明らかに高齢者のそれで、てすりをもたないと不安である。事実バランスがわるく、よほど、注意していないと、滑ってころりんの現実感がある。
まわりの壮年期の連中は、手すりを持つこともなく、スイスイと湯船に出入りしている。自分もかつてはそうだったと思い知らされる。
だが、転倒して、骨折なんてことになると大変だから、注意に注意を重ねている。少し、長く湯船にいると、すぐにのぼせかげんになるし、結構、緊張してのんびりしているのである。
ところで、この人間社会は、どうなっていくのだろうか。中国、韓国、北朝鮮は、信用できないとして、ヘイト本が話題になっているが、それぞれの国には、独特の習慣、感性があり、簡単には相容れない。日本の場合も、難民受け入れなんてしないし、外部の人間を許容する度量にかけるところもある。
日本国内をみても、助け合いといいつつ、結構それどころではない現状がある。株や、資本のルールで大儲けしたり、若者達を劣悪な労働条件で雇ったり、えげつない。こんな状態では、イカンと誰もが思うはずなのに、案外平気であたりまえと思っている低レベルである。