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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

着手金+とりあえず経費=54万円

2015年04月16日 11時35分51秒 | 思考試行

老朽家屋があって、今は人がすんでおらず、屋根の一部が破損している。この家屋の現在の実際の持ち主は、登記上ではわからず、固定資産台帳の名前でもわからない。

この家屋を撤去しようとして、弁護士に依頼したところ、弁護士は、調査に着手し、名義人の子孫が何人か判明したところで、(これは弁護士の職権請求で判明したもの)いよいよ本格的に、「仕事」に着手するとなったもので、そこで、表題の請求を受けたという次第である。

弁護士になるためには、相当な勉強が必要であり、事件の解決のために、法的な知識が必要なのだからこの額は正当なものだろう。

報酬規定があって、説明があった。当初は、これで全部にする、という話であったが、その後、ひょっとして時間がかかる場合もあるので、ほか、成功報酬についても、モゴモゴ言い出して、どうやら追加ということらしく、話が若干変わったりしたが、致し方なし、それで、契約した。

なんせ家の撤去は、近所からの強い要望であり、借地権者として、できることをするとなれば、行政が動かない以上、若干の利益を見込める地主が何とかしろという話になる。はたして、この資産を活かすことができるかどうかであるが。

これから、出費が続き、建物の取り壊し費用もこちらの負担となってくるだろうし、いろんなことが起こる。モノを持つということは、そういうことだが、せっかく、先祖代々、ここまできたのだから、簡単に売り払って、自分達世代で消費することには、抵抗感がある。いずれは、どこかの世代で、そうなるかもしれず、こだわる方がおかしいのかもしれないが、ともかく老後資金を充当することにした。