明かにすること

情報の流れの中で、食い違いが起きるのは、意図的な場合と聞き違い等、あるいは、解釈の違いなど、さまざまな原因がある。

意図的なものは、食い違って当然なのだが、そうでないものは、より深刻なフラストレーションを当事者にあたえる。

当事者双方、あるいは複数がつらい思いをすることになる。そして、これを修復するのも、当事者の日常の生活態度がどうであるかによって、解決の道筋が変わる。

日常生活が、つつましく、真面目なものならば、大したことにならないのが、通例となる。また、その対処も穏当なものになるだろう。

何を言いたいかといえば、日頃の生活態度がキチンとしていれば、たとえ、間違いが生じたとしても、自ずとその効果が現れるという、当たり前のことである。

生活は、連続している。積み重ねである。因果関係の連鎖である。異物が混入したときに、その連鎖の具合が試される。

鳩山さんの事務所経費がどうのこうのと大きな記事になっている。揺さぶりが始まっている。田中角栄の「よっしゃよっしゃ」とワケが違う。

そんなことでは、世間は欺けない。嗅ぎまわり、意図をもって調査する。針小棒大な扱いの試み。彼らの真意はどこにあるのか。本当に正義の味方であるのかどうか。彼ら自身が、闇の世界とつながってはいまいか。

話を変えれば、タレントだった北野誠氏は、今どうしているのだろうか。彼は、何を言ったというのか。業界の常識を話したら、それで、抹殺された。

こういう事件こそ、解明が必要である。ここに、暗い闇の存在がみえた。マスコミ界を牛耳る存在。有無を言わせない力。これは一体何なのか。

こういう闇こそ、問題である。この闇の実態を、いつの日にか、炙り出さねばならない。それができるかどうか。人間界の進歩の度合いがわかるというものだ。