継続は力なり

メタボ気味、いや、明確にメタボのため、体重減少、その他数値の改善を目指して、ウオーキングを始めて、4ヶ月になる。

夕食後、落ち着いてから、家内と出かける。約40分ぐらい、ゆっくりとマイペースで歩く。特段早足で、などと思わないで、歩く。

近くの公園の池の周りを歩くのだが、けっこう大勢の人が歩いている。話をすることはないのだが、なじみの人ができる。回る向きが、ほとんどの人が、反時計方向にまわるのだが、なかには、時計方向の人もいる。

池の周辺には、猫がい、そして、周辺家屋に飼われている犬がいて、コースの途中で彼らの動静をみながら、感じながら歩くことになる。

ほぼ毎日歩いているから、視野を広げてみたり、うえを向いて歩いてみたり、木々の香りに注意を向けてみたり、毎日の中で、観察の対象をかえてみる。

日常生活の幸せということ、有り難いと思うこと、などの考え方についても、点検を加える。

戦争時代の人たちが、願っても得られない状況を、今現実にしている。この実態を味わう。体の感覚を味わう。

そして、ほぼ習慣化してきたなかで、道中で、やるべき「仕事」もできた。ノラの子猫3匹に、エサやりをすることである。家内が実行犯、小生は見張り、である。

細くて、か細い声で鳴く子猫。家内が発見、一度少しエサを与え、二度となり、その次には、足音をききつけて、そのコーナーの手前にさしかかると、住まいの床下から跳んで出て来るようになった。

ただ、彼らの都合もあるようで、まったく出てこない日もある。先行している人がいるようだ。

ゲリラみたいに、すばやくエサをおき、直ちに現場を離れる。緊張と緩和の散歩である。

少し体脂肪もへる。体重はそれほど変わらないけれども、心なしか、腹回りが締まってきた。それと、精神的にも変化があるようだ。チョットした実行力がついてきたように思う。片付けなど苦にならなくなっている。